3年前の5月、いま書いているこのブログを書き始めて、今日でちょうど連続1000日目となった。幾多の苦難を乗り越えた河上肇教授が人生を振り返って感慨深げに洩らした「幾山河越えては越えて来つるものかな」との心境ほど大げさなものではないが、1000日というのは自分としてもひとつの区切りで、まあよく続けて来られたものだと思う。
この間チベット、韓国、インドと3度の海外旅行に、また講師として出かけた国内旅行でもいつもPCを持ち歩き、ホテルに篭って書き続け、可能ならそこからLANケーブルで送信してきた。
因みに2007年5月に書き出してからワードの下書きにしているA4判(40文字36行)で803枚だから、単行本にして7冊分くらいのボリュームになるだろうか。文章はあまり上達しているようには思えないが、書くことに慣れてきたということは言えると思う。最近は特に文章量も増えて、大体1日1頁のペースになってきた。だが、欲張り過ぎて書くことが多く、まるで情報のつまみ食いみたいになり、どうも腰が据わっていないようにも感じている。的を絞らないといけないとは感じている。
おかげさまで結構熱心に読んでくれる友人・知人がいて、時には手厳しい反論をぶつけられることもある。海外でもアメリカ・フロリダの元商社マンの方やら、デンマークの日本人女性からご意見をお寄せいただくこともある。毎日書くことは大変といえば大変であるが、ある程度習慣づけてしまえば、それほど苦になるということもない。子どもの頃や、学生時代に多少書く癖がついたことと、社会人になっても比較的書くチャンスが多かったことが、書くことをあまり苦痛と感じないようになった一因だと思っている。
幸い書くためにタイムリーな題材を見つけようと新聞、雑誌も深く読むようになったし、しつこく調べる癖がついたことは、自分にとっても良い意味の自己啓発となっている。
A4判の原稿一杯に書くためには、1時間程度かかるので、どうしても深夜にとりかかることになる。年齢を考えるとあまり無理をして目を傷めることのないよう注意する必要がありそうだ。
これからも気持ちを引き締めて、次のステップ、NEXT 1,000 DAYSへ向かってスタートしたい。いつまで続けられるか分からないが、苦痛に感じるようになったらスパッと止めたいと思っている。記念すべき日だというのに自己満足的な他愛ない話になって恐縮。
これからもご高覧下さいまして忌憚のないご意見やご感想をいただければ有難く存じます。