1007.2010年2月14日(日) 昨夕近くのケニア大使館が火災

 享楽社会を反映しているのか、商業主義の表れか知らないが、キリスト教国でもないわが国でも、もう長いこと今日、2月14日が「バレンタイン・デー」であることは普く知れ渡っている。

 ところが、3日前のかつて大日本帝国時代には天長節、明治節と並ぶ国家の祭日だった紀元節、現在の建国記念日については、ついにテレビはおろか新聞でもそのニュースはお目にかからなかった。ましてや昭和17年の今日はまさに、大日本帝国陸軍がシンガポールを陥落させた日であることを知っている日本人は少なくなった。誤解されると困るが、これは歴史上のエポックである。

 明治はおろか、昭和も遠くなりにけりというところであろうか。

 さて、昨夕自宅近くにあるアフリカのケニア大使館が火災で建物一棟が焼失した。夕方5時半ごろのことだったが、自宅に居て気がつかず、朝刊を見て知った有様である。自宅からほんの500mぐらいの距離で、普段から傍をよく通るし、20年以上も前に動物写真家・平岩道夫氏父娘のアフリカ写真集出版記念パーティに招かれ、お邪魔したことがある。近くにはジンバブエやナミビアの大使館もあるが、ケニアの大使館はそれらの大使館に比べても建物が立派で場所が良く、敷地も広い。歩いても10分もかからない場所なので、覗き趣味があるわけではないが、どんな様子か覗いてみようと野次馬根性丸出しで大使館の近くまで行ってみた。正門から奥まった場所にあり、焼けたのは業務用の大使館の建物ではなく大使公邸で、新聞によれば鉄筋コンクリート2階建て約440㎡の内1,2階の220㎡が焼けた。壁は半分くらい残っていたが、建物としては無残にも焼け落ちて建て直さなければとても使用出来まい。周囲を歩いて回ってみたが、焼け落ちた建物は離れた三方から見ても無残である。

 今日は本来なら「江戸城再建を目指す会」定期総会の日で、懇親会もあるので、出席するつもりだったが、火曜日と木曜日の「図解塾」のテキストとパワーポイントのスライドのレビューに時間を費やすことになった。担当する「時事問題」では、課題として「旧ユーゴスラヴィアの解体と新国家成立の過程」と「子ども手当て」を講義する予定だ。OHPを使えないので、その分パワーポイントの画面を鮮明にして分かり易いものにしないと、講義も説得力を欠く恐れがある。

 何とか時間をかけ、アニメーション設定も取り入れて半分ほど仕上げることが出来た。明日はもう少し手を加えて、更に一覧性に優れた画面を作りたいと思っている。

2010年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com