千葉・幕張小学校のクラスメートらと錦糸町で待ち合わせ、毎年新年会をやっている「翁寿司」で食事をして上野公園でお花見である。今年3度目のお花見だが、今日は最高の人出が予想されていた。幸か不幸か、天候があまり良くなかったので、どこも人出はそれほどでもなかったようだ。しかし、JR上野駅公園口前から人、また人である。ただ歩いて公園内を1回りしただけだったが、桜は実に見事に咲き誇り、まさに満開で公園内には大勢の花見客が座り込み、酒で賑やかに盛り上がっていた。
今日集まったのは10人。幹事の高橋くんがそろそろお役御免にして欲しいと言い出したが、後任に適任者が居ない。取り敢えず来年は川上くんにお願いすることになった。10人のうち、男は3人だが、この年齢になると大体女性の方が集まりはいい。だが、女性で旧姓板橋さんが亡くなったというし、男性では辻田義彦くんが亡くなった。誰かが言っていたが、この「和会」もいつまで続けられるだろうか。世の倣いとは言え、年々寂しくなっていくような気がしてならない。
さて、先月31日に高校無償化が今年度の予算として認められたが、懸念されていた朝鮮学校は結局対象から除外された。ただし、「日本の高校に類する教育をしているか」を検証したうえで、除外措置を解除するかどうかを夏までに判断するという。今のところ、どうなるか分からない。政治家よりも地域住民の方がよほど真剣に考えている。
東京朝鮮中高級学校があるJR十条駅周辺の商店会が「無償化の対象から朝鮮学校を外さないで欲しい」と国会の文部科学委員会へ要望書を送った。夏までに結論は出るが、今もって政治家の態度が右往左往している。考えなければならないことは「次代の子どもたちの大切な教育」ということと、「差別化しない」という点である。ならば予断を持たずして判断にそれほど頭を悩ますこともないのではないか。どうして即断出来ないのか頭を捻らざるを得ない。