政治も経済もここ一両日はメタメタである。政治とは普天間米軍基地移設問題である。今日普天間基地のヘリ部隊移設候補地に予定されている徳之島の3人の町長が首相官邸で鳩山首相と会見した。首相はこの席で公式に沖縄県民の負担軽減のために、徳之島に基地機能の一部を受け入れて欲しいと要請した。
しかし、町長側が過日の島民集会の決議である受け入れ反対の声を踏まえて、首相に強く反対の意思を伝えた。これに対して首相は何度でも話し合いをしたいと持ちかけたが、町長側は何度やっても平行線であるとして再度の会見を断った。首相は沖縄へも再訪する意欲を示しているが、これもどうなるかわからない。これで普天間基地移設問題は完全に行き詰まった。これから政府はどんな手を繰り出すのか。まったく見通しが立たない。
他方、経済面で急に暗雲が垂れ込めたのは、ギリシャへの緊急融資の付帯条件に反対する国民のデモにより、ギリシャ経済が不安視されたことによる。その結果昨日の世界的な株価低落の影響が今日も続き、2日連続して大幅下落である。東証日経平均株価も昨日の361円安を受けて、今日も331円の下落である。専門家もこの先どうなるのか予想がつかないと論評している。
ギリシャ経済もこれからどうなるのかまったく見当がつかない。信用不安は当分納まる気配が見られない。さてさて難しい局面に立ち至ったものである。
ところで、先月辺りから両眼ともしょぼつくことが多く、気になっていた。疲れやすいのと見にくいので、一度眼科に相談してみようと思っていたが、今日名医としてテレビにも出演した近くの高瀬眼科で診てもらった。結局眼鏡が両眼とも合っていなくて白内障が始まっているという。そしてドライアイでもあるということだった。パソコンをやり過ぎることも警戒した方がいいとアドバイスをいただきPC用の眼鏡処方箋を作成してもらった。白内障の兆候が現れてきたのは、やはり年齢的な影響が表れてきたのではないかと考えている。近日日常生活用とPC用の2つの眼鏡を作ってもらおうと思っている。取り敢えず名医の診断を受けて、PC使用禁止の厳命はなく、気持ちは幾分落ち着いた。