1116.2010年6月3日(木) 始まった次期民主党代表選挙の暗躍

 日本中を震撼させた鳩山首相と小沢幹事長辞任のニュースが、朝刊1面を独占し、テレビニュースやワイドショー番組でも大きく取り扱っている。今日の駒沢大学講座でも2時限とも、その原因とか、新代表予想が話された。

 明日民主党代表選挙が行われるが、昨日早々と菅副首相が立候補を表明したが、今日新たに樽床伸二・衆議院環境委員長が名乗りを挙げた。51歳で当選5回の実績があるのだが、寡聞にしてその名を知らなかった。

 明日の新代表選出は、新しい党として生まれ変わってもらうために、カネの問題を抱えている小沢幹事長と抱き合い心中を図った形となった鳩山首相の意向がどれだけ反映され、今後民主党が清新な政党として生きていけるかの試金石となる。岡田外相、前原国交相、枝野行政刷新相、仙石国家戦略担当大臣ら大物閣僚は相次いで菅支持を宣言した。こうなると流れが一気に菅支持へ傾いていったが、これがまた新しい政党のイメージを誕生させることにならないのではないかと小沢シンパは、樽床氏を応援することになった。ところが、夜になって小沢派は、自主投票することになった。これで菅氏に決まりである。

 自主投票になったことは、小沢氏が積極的に動かないということだ。しかし、どうもやり方が陰険になってきたようだ。菅氏支持グループは、小沢色がつかないことを画策している。また、いつもながらの永田町の暗躍が始まった。これで果たして新生民主党として再出発出来るのか、些か疑問符がつく。

 明日の結果を待って考えるより仕方があるまい。

2010年6月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com