1208.2010年9月3日(金) 新刊書の形が見えてきた。

 「そこが知りたい 観光・都市・環境」原稿の初校打ち合わせがあり、一時帰国中だったが再びミラノへ戻られた大島悦子さんと名古屋にお住まいのJR東海相談役の須田寛さんを除く執筆メンバーと、交通新聞社担当者の邑口さんが集まった。もちろん完全な形にはなっていないが、綴じられた原稿を手に取ってみるといつもと同じように気持ちがわくわくする。

 しかし、まだまだ修正する必要があり、これから何度も推敲するつもりだ。これから初校、2校を重ねて表紙が決まると書物らしい実感が湧いてくるのだろう。発行は11月上旬である。

 11月4日に開催される「観光立国フォーラムin札幌」では、講演者のひとりである須田さんは、ギブアウェイとして本書を全出席者に贈呈すると言っておられた。当然その前に発行するという段取りになっている。B5版228頁で初版発行部数は3,000部、販売価格は税別1,600円と聞いた。原稿料も話題になった。

 打ち合わせの後で雑談の序に、民主党代表選について話し合ったが、どうも菅首相は政策実行力と党内求心力で小沢一郎氏に比べて見劣りするということになった。同時に一度小沢にどれだけやれるのか、これまでのように黒幕として君臨するのではなく、表に出てもらって首相としてやらせてみたいとの意見もあった。

 今朝の朝日を読むと昨日の公開討論を見た欧米以外の外国人ジャーナリストの見方は、意外にも小沢氏の方が点数が良かった。話があまり得手でない小沢氏が、外国人の評価において話の巧いと思われている首相を上回っているとは意外だった。

 無愛想で何を考えているのか分かりにくい小沢氏が、やはり下馬評通り首相を圧倒するのだろうか。そうだとすれば、公開討論の小沢発言をしきりに批判している菅内閣の閣僚たちは、小沢氏が勝ったら全員辞職することになるのだろうか。

2010年9月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com