1221.2010年9月16日(木) 軽井沢で長男、二男と会食

 明日二男崇史の結婚式が軽井沢の結婚式場「クリーク・ガーデン」で行われるので、軽井沢プリンスホテル・ウェストに2日間宿泊する。事前に妻の留袖の着付けのため式場へ寄ったが、とんでもない失敗をやってしまった。完全なドジである。新郎の父として準備した礼服を自宅に置いてきてしまった。新幹線で取りに戻るか、軽井沢駅前の貸し服屋でモーニングを借りることまで考えた。

 しかし、横浜から遅れてくる長男家族がひょっとして自宅に寄ってもらえば間に合うかもしれないと考え、電話で聞いてみると自宅を遥かに通り過ぎてしまったが、ちょうど都内渋滞地区を通り過ぎたところということに、ほっとしながら自宅へ寄ってもらい、忘れた礼服を持ってきてもらうことにした。ちょっと迂闊だった。今晩は息子家族に大いにサービスしなければなるまい。

 軽井沢は学生時代以来ほぼ半世紀ぶりである。2~3学年時の夏の間、その当時亡父が勤めていた明治乳業の夏の喫茶兼ミルクホールでボーイとして客扱いをやったことがある。結婚して間もなかった現在の天皇・皇后が車でテニスコートへ出かける時に店の前を通過したのを何度か見ている。懐かしいと言えば懐かしいが、軽井沢のイメージは似ているようでいて、現代風に賑やかになって昔のイメージとはちょっと似ていないようでもある。

 夕食は長男家族と二男新婚夫婦を交えて和やかにホテルで会食した。明日の結婚式はどういう形になるのか、私には見当もつかない。若い世代のスタイルは、われわれの時代とは違うように思う。細かいことをとやかく言う気なんてない。幸せな家庭を築いて欲しいというのが親としての率直な気持ちである。

 明治乳業も昨日の記者会見によれば、同社は明治製菓とともに明治ホールディングスの傘下で、両者の似ている業種を合体させて、食品関係を旧明治乳業で、新たな会社となった「明治」が取り扱い、薬品関係を旧明治製菓「明治ファーマ」が取り扱うことになり、新体制は来年4月に発足するという。父が存命なら何と思っただろうか、感慨無量である。父は明治製菓に入社して、その後明治乳業に転属したので、双方に強い思い込みもあるだろう。でも、案外このようなドラスチックな変革を知らなくて良かったのかも知れない。

2010年9月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com