1251.2010年10月16日(土) 母校ラグビー部1回戦で完敗

 近所にお住まいの先輩の和田正温さんをお誘いして、正月以来初めて母校・湘南高校へ出かけた。母校グランドでラグビー全国大会神奈川県予選1回戦4試合が行われた。第1試合で湘南は県立希望ヶ丘高と戦った。学校側も川井校長、ラグビー部OBの加藤教頭らのほかにも大勢のOB、保護者も来ておられ、何人かの人たちと久しぶりに話をした。

 川井校長は、偶々慶応アルペンクラブの後輩・淀勇夫くんの母校・山形興譲館高校山岳部の後輩である。その川井校長と立ち話をしていて、湘南の卒業生・根岸英一博士のノーベル化学賞受賞の効果は大きく、後輩である全校生徒に良い影響を与えていると伺った。また、先日文武両道のモデル校として韓国KBSテレビが母校を取材したが、早速校長はKBSに対して、まだ放映前なら取材番組で根岸博士のノーベル賞受賞についても若干でも触れてくれるよう連絡を取ったとも伺った。

 肝心の後輩たちの試合は、少しはノーベル賞効果があるかと思いきや、当然のことだがその期待は見事に裏切られた。50-7の完敗だった。今年は1年生が14人も入部して大いに活躍を期待していたが、チームとしてはまだまだ固まっておらず、今日は2、3年生だけのチームのようだったが、3年生にとっては悔しい最後のゲームになってしまった。前半に6トライを奪われ38-0、後半に2つのトライを奪取されて漸くノーサイド寸前に1トライを返すのがやっとの有様で後半は12-7だった。後半の最後になって多少良い形を作れるようになったが、時すでに遅しであえなく敗退した。

 主たる敗因は2つある。そのひとつはタックルが悪すぎる。中には一発で仕留めたタックルもあったが、全般的に一歩踏み込まず一瞬待ってからタックルに入るので、どうしても甘いタックルになり、相手を止められない。もうひとつの敗因は攻撃力である。特にフォワードのモール・プレイが弱すぎた。奪われた8つのトライのうち、3つはゴール前10m周辺からずるずる後ずさりしてそのままトライされた力負けのプレイに、もう少し頑張れといらいらしていた。

 ノーサイド直前になって漸くいくつか良い攻めの形を作りながら、トライに結びつけられなかったのは、チームがまだ未熟であることを感じさせた。試合前今日は勝てるのではないかと楽観視していたので、かくも簡単に敗れるとは少々がっかりである。今日敗れたので、この後の予定は12月に始まる新人戦まで待つことになるが、1年生を含めた新チームの活躍に期待したいと思っている。

 今日は最後の最後になって後輩がひとり脳震盪で倒れ、救急車が駆けつけてくれた。何とか大事に至らずほっとした。

2010年10月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com