3188.2016年2月4日(木) 高校の友人と気の置けない雑談会

 高校時代江ノ電沿線に住んでいた親しい友人6人が、毎年2月に大船に寄り集まって近況報告と取りとめもない話で気の置けない時を過ごしている。昨年は健康状態が悪くて2人が来られなかったが、今日は6人が勢揃いした。やはり喜寿を迎えただけにそれぞれ持病を抱えて苦戦している。当然お酒のペースも落ちている。6人の内、2人は内臓の手術を経験し自重している。中には轟くんのように、近所で両親同士もお互いによく知っていて親しかったので、近況を訊いてみると中々大変なようだ。かつては彼の母上は私のことを随分気にかけてくれていて、彼に会うたびに私が今どうしているかと尋ねられたと言っていた。その母上も現在99歳で施設に入っていて私のことはもちろん、彼のこともよく分からないそうだ。半世紀以上経っているからそれも仕方ないと言えばそうだが、何とも寂しい気がしてならない。

 お互いに病気と健康の話題がどうしても多くなる。別れる時にはいつも来年も元気に会おうということになる。

2019年ラグビー・ワールドカップと2020年東京オリンピックには、お互いに傘寿に達していても元気でいよう、そして更にもうひと頑張りして2021年の母校創立百周年記念式典まで頑張ろうではないかと提案したところだ。序にこの集まりを高校時代のE組の勇士という意味から、次回は「EU会議」にしようとふざけたアイディアも出してみた。

 昨日から長男が東京へ出張がてらわが家に泊まっている。今日早く帰って来たので、国民的歌手だった藤山一郎さんの、旧蝋BSジャパンで放映された、録画ビデオ「私の履歴書―国民的歌手藤山一郎」を妻と3人で観て、藤山さんを懐かみ偲んだ。正統派の歌手で正しい日本語ではっきりした歌い方で長い間日本の歌謡界を引っ張って来られた。藤山さんは慶應幼稚舎時代から、岡本太郎さんとともに岳父と竹馬の友として親しかった。そんな関係もあり、家族挙げて大藤山ファンであるが、今日は久しぶりに「長崎の鐘」を聴き、藤山さんと永井隆博士のこれまで知らなかった心の絆に感動した。

2016年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com