1269.2010 年11月3日(水) 「文化の日」は72歳の誕生日

 72回目の誕生日を迎えた。昨日までの曇天はどこへ行ったのか、「文化の日」は例年通り快晴である。

 今日驚いたのは、作曲家兼指揮者・松本耕氏のファンクラブ「耕友会」のコンサートが行われた新宿文化センターで、思いがけずベオグラード在住の山崎洋さんにばったり会ったことである。コンサートの4つのプログラムの内、「水脈速み(みをはやみ)」は詩人である山崎佳代子夫人が書いた詩を松本氏が作曲したものなので、作詞家として奥さんが一時帰国中であることは分る。実に意外だった。

 山崎さんから初めて奥さんを紹介してもらったが、9月開催の国際ペン東京大会に出席のため来られた時、生憎会うチャンスがなかった。昨日ベオグラードからやって来たという。

 コンサートは期待以上に素晴らしいものだった。オーケストラは超一流の東京フィルハーモニー交響楽団で、混声合唱は‘The Metropolitan Chorus of Tokyo’という若いコーラスがミサ曲も含め、荘重に唄ってとても良かった。総勢130名以上の大合唱は迫力もあった。折りを見て東京滞在中に山崎さんと会おうと約束して別れた。車での帰りに新宿のイタリアン・レストラン「マキャベリ」で、妻とささやかにプチ・デラックス・ディナーを楽しんだ。

 誕生日は本来お祝いすべきものではあるが、老齢に入るとそう喜んでばかりもいられない。定期的に内科と整形外科に通院して、健康管理には気をつけているつもりではあるが、他にも気になるところがないわけではない。これからは1日1日を悔いないように過ごしたいと思っている。

 八王子市内に住む同姓の近藤幸一さんから電話をいただいた。近藤さんが秋の叙勲を受けたというお慶びの電話だった。心からお祝いの気持ちを伝えた。勲章には種類が多くて一般人には分かりにくいが、近藤さんが受勲したのは「瑞宝双光章」というもので、JRのご出身として朝日新聞では単に「鉄道業務」、日経ではさらに詳しく「元国鉄東京西鉄道管理局八王子駅長」と書かれていた。話を伺うと何でも今朝からJR関係者や八王子市長らから多くの祝電をいただいたという。昨日発送準備をしていた書籍120冊を午後になって玉川郵便局へ運んだ。この中に近藤さん宛の書籍もある。相変わらず元気そうに話してくれるのが嬉しい。私よりちょうど10歳年長だが、お互いに健康に留意して元気でいられる内は、前向きに生きたいものである。

2010年11月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com