湘南高ラグビー部の後輩である鈴木敦雄くんに、一昨日テレビ神奈川(TVK)で放映の番組「ノーベル賞根岸英一さん母校に帰る」をダビングして欲しいとお願いして待ち望んでいたところ、今日その1時間もののDVDが送り届けられた。早速観賞してみたが、元旦に訪れたばかりの校舎、グランドや、昔の懐かしい中庭風景写真なども写されたり、北原白秋作詞・山田耕筰作曲の校歌、野球部甲子園優勝とサッカー部国体優勝の写真なども紹介され、そのうえ数学を習った「お兄ちゃん」こと竹下直之先生が、母校の良いところをしきりにPRしてくれ、懐かしい思い出が甦ってきた。
根岸さんの全校生徒に対する講演で、主題とは別に「幸せの条件」という話の中で、健康、家庭、夢、仕事、ホビーを幸せの条件に挙げ、更におまけの幸せ条件として、仕事とホビーの合体について話された。まるで私自身言い当てられたようだ。私のこれまでの人生も、仕事とホビーが一緒になって好きなことをやってきて、自分自身としてはまずまず満足している。同窓生にとっては中々印象的な場面が多いDVDなので、同窓の友人にもダビングしてプレゼントしようかなと考えている。
さて、今日から民間企業はスタートしたところが多い。大発会では東証平均株価も卯年を期待したのか169円の大幅値上げで始まった。このまま飛躍の年であって欲しい。
一方で、相変わらず政治はもたもたしている。菅首相が年頭記者会見で「小沢一郎氏が強制起訴されたら政治家としての出処進退を明らかにし、裁判に専念するならそうするべきだ」と小沢氏に決断を迫った。他方で、当事者の小沢氏は余計なことは言うなとばかり、首相は自分のことなんかどうでもよく、国民のために何をやるかが問題だと反論している。早くもさやあて合戦が始まった。内輪喧嘩なんかしている場合だろうか。
とにかく政治の動きがのろい。通常国会も今月中旬には開会かと思いきや、下旬ごろになりそうだという。消費税も早く議論すべきだと誰もが思っているのに、「6月ごろまでを1つのメドとして方向性を示したい」などと暢気なことを言っている。
今年も無能でやる気のない政治家どもに振り回され、国は前へ進まない前年の徹をまた踏むことになるのではないだろうか。