1386.2011年2月28日(月) 日本旅行作家協会へ入会手続き

 去る15日に開かれた日本ペンクラブ2月例会で、顔見知りの瀧澤陽子さんから「日本旅行作家協会」で活躍されておられる山本澄子さんを紹介され、3人で話をしている時に瀧澤さんが、これまでの経歴から私が旅行作家にぴったりだと山本さんに過剰にPRしたところ、山本さんからその場で「日本旅行作家協会」会員にならないかと強く勧められた。権威のある日本ペンクラブ会員なら、改めて別の文筆家の会に入る必要がないと思い日本エッセイスト・クラブへの入会も辞退していた。折角の話もあまり積極的な気持がないままにしていたところ、先日その山本さんからの推薦ということで、「日本旅行作家協会」事務局より入会申込案内書が送られてきた。

 わざわざ送っていただいたのにしばらく放ったままにしておいたが、妻の勧めもあり考えを変えてみた。現在エッセイスト、或いは旅行ジャーナリストという肩書きで著述活動をしているが、ことさら旅行に関するテーマが多い。自分自身も長年の旅行業関係から抜け出せずに「旅行で食っている」実態から、この際旅行・観光関係の文屋としてある程度ジャンルを絞った形にしてみるのも良いのではないかと考え直してみることにした。それには「旅行作家」というタイトルは、現在の「旅行ジャーナリスト」とともに自分には案外フィットしているような気がするし、悪くないような気もしている。そんな理屈をつけて、肩書きは従来通り「旅行ジャーナリスト」と自称しつつ、「日本旅行作家協会」へ入会することを決めた。

 昨日関係書類を山本さんへ送り、参考として要請された拙著2冊を事務局へ送った。問題がなければ、来月正式に入会が承認される見込みである。

 推薦者となってくれる山本さんは、フルブライト奨学生としてボストン大学へ留学し、立正大学で教鞭を取っておられたと伺った。こういう立派な方の推薦で会員に推挙される以上、旅行に関する真っ当な文章を今後も書き続けていく気持ちを失うわけにはいかないと思っている。

 さて、今日大学入学試験で呆れた事実が発覚した。入学試験問題が受験生から外部へ携帯でメールが送られ、その解答が送り返されてきたそうだ。それも京大、早稲田、立教、同志社の一流大学である。それぞれの大学では警察に被害届を出した。今風と言えばそうだが、ワル智恵だけはどんどん進化している。真面目に勉強した受験生が損をしないよう対策を練ることが必要である。

2011年2月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com