小中陽太郎さんが教授を務めておられる、通信制大学・星瑳大学の「ライフスキル向上プログラム」で国際関係語教育の一環として「世界遺産を旅しよう」を担当している高津茂教授から、小中さんを通して教材に使用する世界遺産の写真を提供してほしいと要望があった。
写真については著作権が絡むので、そういう心配のない私に白羽の矢が立ったようだ。もちろん主旨には賛成なので、写真を都合する約束を高津教授に伝えた。あれから10日間が経ったが、漸く世界各地の世界遺産の写真をメール送信することが出来た。
直ぐに高津教授から教材の原案を送ってこられた。私の写真を心待ちにしておられたことが推察出来る。教材に使用する世界遺産の写真だから、メリハリが利くようなものでないといけない。中国と韓国、そしてマチュピチュの写真はあるが、リバーサルだったり、サイズが小さ過ぎたりして送らなかったが、それでも何とか45枚の「世界遺産」を送った。もう少し高津教授と摺り合わせしなければならないと思っている。まあお役に立てそうなので、ほっとしている。
さて、すっきりしない福島原発の放射能問題だが、昨日取水口付近で高濃度の放射能汚染水がたまり、壁面の亀裂から海に流れ出ているのが発見された。亀裂を防ぐためにコンクリートを注入しているが、その効果は表れていない。ひとつ問題が解決しそうになると、新たな問題が表れる。まるでモグラ叩きである。どうもこのまま時間だけが経って、収束までに相当時間がかかりそうだ。専門家も最近はあまり自信がなさそうな解説で、ほとんど解決の時間についてコメントしない。福島原発事故が諸外国の原子力行政に大きな影響を与えるようになったようだ。原子力に力を入れているアメリカやフランスにとっては、逆風が吹かないよう何とか福島が収まることを願い、積極的な援助を申し出ている。世界中から注目を浴びる中で、これからも福島は出来るだけ自力で解決の道を探っていかなければならない。
今日甲子園の選抜高校野球は決勝戦が行われ、東海大相模高校が九州国際大学付属高校を破り11年ぶり2度目の優勝を飾った。今大会は当初地震の影響で開催するかどうか危ぶまれたが、派手な応援にブレーキをかけるなどして、被災地の人たちに配慮しながら予定通り開催された。開会式の岡山・創志学園主将の選手宣誓は中々立派なものだった。大会を通して全般的に地味な大会だったが、それも反って良かったと思う。