1421.2011年4月4日(月) 前立腺精密検査を受けることに決める。

 先週前立腺について「いいがやクリニック」飯ヶ谷先生の所見は癌の心配は99%ないとのことでまずは安心した。その時小水の検査をしてもらったのだが、今日下された検査結果は昨年10月に続いてグレーゾーンだった。昨年測定してもらったPSA数値は4.89だった。PSA正常値は4.00以下である。それが半年経った先週計ってもらったPSAは5.58にまで上がり、危険というわけではないが少し進み方が速いということだった。ここで飯ヶ谷先生とこれからどうすべきか話し合うことになった。

 先生曰く「治療には積極的治療と消極的治療がある」。前者は精密検査を受けてみることであり、後者は定期的に今回と同じ小水検査を受け続けることだという。精密検査というのは、お尻の穴から前立腺へ向けて12箇所ほど針を射るらしい。先生の考えでは、72歳という年齢を考えると一度精密検査をやっておいた方が安心だと仰る。つい「痛いですか?」、「局部麻酔するので痛みはないが、射った瞬間にズキッとする」ということであまり気持ちの良いものではなさそうだ。消極的検査にして後々後悔するのも嫌なので、先生のアドバイスも受け入れ、ここは覚悟を決めて積極的検査を受けることにした。15日に検査をお願いすることになった。

 さて、福島原発関連記事であるが、今朝の朝日1面の大見出しは「放射能-漏出抑止に数ヶ月」「政権見通し-海へ汚染水続く」「仮設住宅着工進まず」で、夕刊になると「地域別に出荷制限へ-放射能汚染の農産物」「汚染防止-海中フェンス」「大学110校超、授業開始延期」と相変わらず放射能関係の記事で埋め尽くされている。

 今日お隣のご主人・小林さんとしばらく立ち話をしていた。小林さんのお兄さんはリタイアしたが、原子力の専門家だそうで科学技術庁からウィーンの国際原子力委員会に勤め、チェルノブイリの事故処理も手伝われたという。今回の事故については、初動対応と処置を誤ったと残念がっておられたという。

 夕刊記事にあるように農産物の出荷制限では農業、畜産業者に厳しい決断を迫っている。生殺しの状態であると農家は弱りきり、放射能漏れは人災であると不満を募らせている。それでも放射能垂れ流しは数ヶ月止まらないという。一体これからどうなるんだろう?

2011年4月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com