1442.2011年4月25日(月) 前立腺は問題なし

 10日前に前立腺の精密検査を受けて、今日その検査結果を伺いにクリニックへ行った。開口一番飯ヶ谷先生から「近藤さん、癌の心配はまったくありません。良かったですね」と言われてほっとした。目視で99%大丈夫でしょうとは言われていたが、実際に体液の検査をしてもらった結果だから安心である。前回画像を観ながら少々前立腺肥大の傾向があると説明を受けたが、それすら心配には及ばず、投薬の必要もなく、今後4ヶ月に1度ぐらいのペースで検査を受けることを勧められた。今回思い切って検査を受けて本当に良かったと思う。
 偶々飯ヶ谷先生は、整形外科の松本先生のご紹介であるが、お2人とも慶応医学部のご出身であり、私にとっても学部こそ違え同窓生ということで、大分打ち解けた会話を交わせるようになった。以前にお会いしたことがある高校の5年先輩で、北里病院名誉院長の比企能樹さんが慶応ボート部時代にメルボルン・オリンピックへ出場した話になった。1956年メルボルン・オリンピックが開催された高校生の時、数学の竹下直之先生から、比企さんの他にもう1人先輩がメルボルン・オリンピックに出場していると伺った。比企さん以外のもうひとりとはサッカー日本代表チーム(慶応BRB)の小林忠生さんのことだった。
 幸いお二人の医師がよくご存知の比企さんの話から、飯ヶ谷先生とも大分親近感を抱いてお話し出来るようになった。
 4ヶ月後に今度は気軽に診ていただきたいと考えている。
 昨日行われた統一地方選で、世田谷区長に元社民党衆議院議員の保坂展人氏が激戦を制して当選した。小中陽太郎さんにメールで伺って見ると弟子のひとりということだった。道理で選挙公報に保坂氏の推薦人として小中さんの名前が載っていたわけだ。即日開票の目黒区議選では知り合いの須藤甚一郎さんが3期連続トップ当選を果たしてめでたし、めでたしである。翌日開票の中野区ではやはり知り合いの出井良輔さんが上位当選された。知人がそれぞれに栄冠を得てほっとしている。ところが、今回の選挙の投票率は戦後最低だそうだ。確かに投票所ではいつもの選挙に比べて閑散としていた。難しいとは思うが、出来れば先週の知事選とかみ合わせれば、もう少し上がったのではないか。因みに最年少30歳の若い市長を誕生させた、財政再生団体・夕張市の投票率は82.67%だった。
 先週に続き全般的に民主党の退潮が目立ち、またぞろ菅首相の責任追及の声が高まっている。菅首相にリーダーシップが欠けているのは、すでに周知のことである。しかし、今この非常事態にあって政治家がやらなければならないこと、選挙の敗北の責任を追及して代表者を引き摺り下ろすことではないのではないか。しかも同じ政党内でトップの首の挿げ替えを目論んでいる醜態ぶりは、とてもまともとは思えない。今に始まったことではないが、呆れかえって開いた口が塞がらない。
 今日行われたある女優の告別式に鳩山由起夫前首相が参列された姿を見た。個人的な関係があったのかも知れないが、散々菅首相の行動を槍玉に挙げて非難し、政治家として多忙である筈の国難とも言うべきこの時期に、前首相が時間を割いてまでとるべき行動だろうか。ちょっとセンスも神経もおかしいのではないか。政治家にはどうしてこうも空気が読めないトンチンカンばかり多いのだろうか。

2011年4月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com