1500.2011年6月24日(金) ブログを連続1500回書き続けました。

 我ながらよく続けてこられたと思うこのブログだが、今日で実に連続1500回 を数えることになった。書き出してから4年余を費やした。これは中学3年生時に書き始めた日記が6年余続いたのに次ぐロングランだ。書き続けられた最大の 要因は、書き続けたいというポジティブな意欲だと思う。友人からの激励も強く背中を押してくれた。それに何と言っても書く材料に事欠かないことが大きい。 世相が煩く想定外の事件が多かったこと、普段なら話題にならないことが大きな話題になったことも書く原因となっている。政治家のバカさ加減がこの4年間に 益々強くなっている。これからも彼らが現状のままだと書く材料が益々増えるだろう。
 今日の朝日「天声人語」欄には、政治家のボーナス支給に関する話題が皮肉たっぷりに採り上げられていた。当然であろう。議員は262万円、閣僚は350万円、両院議長には440万円、首相は480万 円だそうだが、彼らがこれだけ多額のボーナスに見合う議員活動をどれほどやったのか問いたい。最近の政局遊びで大震災復興へ向け、彼らはむしろ足を引っ 張ったのではないだろうか。財政逼迫の折そういう人たちに国民の税金から給料のおまけであるボーナスまで支給する必要はまったくないと思う。
  以前から問題だと感じていたのは、国会議員も含めて公務員にどうしてボーナスを支給するのかという疑問である。ボーナスとは、平素成績を上げたことに対し て半年後にご褒美として経営者が従業員に支払うものであると認識している。従って、成績が悪ければ民間会社では当然ボーナスは支給しない。これに対して議 員や公務員には確実に盆暮れの2回ボーナスが支給される。これは彼らが実績を上げたかどうかに関係なく、また財政的に苦しくても支給される。こんなバカな ことがあるだろうか。これをメディアは今までに取り上げたこともない。これもおかしい。大体役人の成績をどうやって評価するのか。むしろ、あまり働かず、 自治体の足を引っ張るならボーナスなんて支給する必要なんてない。最近の私利私欲、党利党略を剥き出しにした国会議員のふざけた怠慢ぶりを見ていると、彼 らにボーナスなんて支払う理由も根拠もまったくない。ボーナス支給を止めればそれだけでいくら財政が助かるか。
 さて、昨日から暑さが厳しくなり、日本で一番暑い都市として知られる、埼玉県熊谷市では39.8℃を記録して、6月としては最高気温となった。一方西日本方面から大雨が移動して豪雨が上高地を襲い、松本と上高地を結ぶ県道を土石流が切断した。上高地に800人の観光客が閉じ込められ、21台のバスも動きが取れなくなってしまった。上高地から出られず、800人 は旅館に泊まったようだ。われわれの時代は上高地へバスが直接入れず、島々までしか行けなかった。上高地と島々間を定期バスがピストン往復して乗客を運ん でいたものだった。それが、今では直接上高地まで観光客を運んでいるようだ。それが騒ぎを大きくした要因のひとつでもある。
 さて、今日NHKの ゴールデンアワーに「瀬戸内寂聴が語る・究極の愛 岡本太郎を生涯支えた女性・敏子」という番組が放映された。太郎と敏子を身近に知る寂聴の目から見た二 人の愛だが、普通ではない二人の関係だけにいろいろ憶測が飛ぶのも止むを得まい。しかし、太郎が敏子を妻にしないで養女にした理由なんか、後付で外部の人 がとやかく邪推すべきことではないと思う。太郎の作品を売り込むことにかけて、敏子の力が大きかったことは確かである。それにしても当事者が亡くなった後 で、家族関係にまで立ち入って詮索するのはいかがなものかと思う。
  今年の冬に本番組の前段として「タローの塔」という連続ドラマがあった。この中で太郎が慶応幼稚舎時代に寄宿舎から学校へ通っていたストーリーになってい たが、太郎と幼稚舎、普通部を通じて親友だった義父から、幼稚舎に寄宿舎があった話は聞いたことがないし、太郎は電車で楽しく通学していたと聞いていた。 この点に関して放送後NHKに義父の話をメールで知らせたところ、確かに承りましたと感情のない無 機質なメールがあっただけだった。もう少し気の利いたメールを寄越せないものか。ストーリーを精査するなんて話はもちろんなかった。話を面白くするために 創作するのは結構だが、ウソを演出するのはいただけない。
 最近マス・メディアがどうも信用できなくなってきた。

2011年6月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com