昨日突然愛用のPCの電源が切れてしまった。前日にも電源が入っていたにも関わらず、原因が分らないまま電源不足を知らせるライトが点滅したので、嫌な予感がしていた。実際に電源が切れたが原因が分らず、このままにしておくわけにもいかず、取り急ぎ1月まで習っていたPCの波田野講師へSOSを求めた。講師は多分PCへ電気を送るアダプターが故障しているのではないかと、ご自分で使用している同じ機種のアダプターを持参して待ち合わせのうえ自宅へ来ていただいた。まさに「案ずるより生むが易し」で講師の言うようにアダプターの故障だった。早速それを使用させてもらい、HPをいつも通り操作することが出来た。一時はどうなるかと心配したが、やれやれ一安心である。素早い処置を取ったことにより、毎日読んでいただいている友人にいつも通りブログを読んでもらうことが出来る。
さて、昨日のブログが中途半端になってしまったが、原発を従来通り推進するのか、或いは廃止するのかの国民的議論を戦わすことなく、一首長の出された回答 で結論が出されるのは問題ありだと思う。一般の空気としては、これまで原子力発電に頼って日本経済が支えられてきたとの認識と評価する声はある。経済的で あり、安全であり、排気ガスを排出しない、代替エネルギーがない、等々推進派にとっては絶対優位にあった。しかし、震災からほぼ4ヶ月近く経とうとしてい るのに、はっきりとした収束の見込みも立たず、福島原発事故以降、これまでの原発安全神話は完全に崩壊した。経済的と言われていたが、一旦事故を起こした らその補填のための費用が想像以上に大きいことが分った。経済的とか安全説は完全に覆った。確かに代替エネルギーを完全な形で補充することは現状では難し い。しかし、一部には供給量は消費量を賄うだけのボリュームがあるという。排気ガスを排出しないという点では、当たっているのかも知れない。でも、原発に は大きな問題があることを今まで国民はあまり知らされていなかった。使用済核燃料の処分方があまりにも軽率に取り扱われ、使用済核燃料の危険性が国民に充 分知らされてこなかったことは事実であり、永遠に処分方法が解決しない以上新たに危険なプルトニウムなどの使用済核燃料を生み出すことはあまりにも危険で あり、とても賛成することは出来ない。
さて、東日本大震災発生以来時間は経過しているが、原発事故の収束へ向けて事態が依然好転しない。補償問題を含めて事故の処理を迅速に処理するために対策 本部やら、担当大臣の任命をやっているが、新大臣も口では立派なことを言っているが、本心で解決しようとする気があるのか疑わざるを得ない。その言動は目 に余る。
環境大臣から復興担当大臣に就任した松本龍氏の如きは、「民主党も自民党も公明党も嫌い」とまるで小学生のよう に駄々をこねていたが、3日後にはサングラスをかけて陳謝するお粗末ぶりである。更に悪乗りして、アメリカのフォーク・グループの持ち歌にひっかけ、記者 団に謎かけをして正解者がいたら1万円差し上げると言い出す始末である。この時期に担当大臣が言う冗談かと不信感を覚える。震災のすさまじさと被災者の気 持ちが全然分っていない。こんな大臣の下で復興の音頭とりが出来るのか。この御仁は祖父以来三代に亘る国会議員で資産家だそうだが、こういう国民と政治を 舐めているような人物が政治家になると国民のためには何のプラスにもならない。
とんでもない世襲政治家が復興担当大臣になったものだ。確か民主党は世襲政治家を減らすことをマニフェストに掲げていたのではなかっただろうか。