1528.2011年7月22日(金) タンゴとディナーを楽しむ。

 慶応のタンゴ・バンド、KBRタンゴ・アンサンブルの東 日本大震災チャリティーコンサートが、神田の如水会館で開かれるから良かったら参加をとのご案内を、先日ゼミの利光國夫先輩の奥様からいただき、妻を伴っ て出かけた。ほかにタンゴに精通している島田さんご夫妻、音楽全般に詳しい須藤さんご夫妻のゼミ仲間に、島田さんの友人、野上さんご夫妻の10人で1テーブルを囲むフルコースのディナーショーである。
 案内状によるとフランキー堺もこのタンゴ・バンドの出身だそうで、中々名門バンドのようである。今も大学公認のバンドとして全国各地で公演しているらしい。 
 今日紹介された演奏メンバーは、医師あり、企業戦士あり、元航空会社員あり、農家ありで多士済々の優秀なバンド マンで、多忙な中で一芸に生きがいを見つけている人たちである。素人がこう言っては失礼だが、各地から参集し急ごしらえで編成したせいであろうか、?と感 じられるところもあった。しかし、テレビにも出たことがある実力派バンドだけに、総じて素晴らしい演奏を披露してくれた。
 普段タンゴを生で聴く機会はほとんどないが、それでも「カミニート」「ベサメムーチョ」「ジーラジーラ」「ラ・ クンパルシータ」「ジェラシー」などタンゴの名曲はよく知っているので、聴いていて楽しかった。ボーカリストの思わせぶりたっぷりのソロなんか中々見事な もので反ってその気障っぽいジェスチャーが一部で穿った見方をされ「慶応ボーイ」と言われる由縁かも知れない。紹介によれば、航空会社を辞めて山梨県忍野 村で百姓をやっているとのことだが、多分元日本航空社員ではないかと思っている。個人的に知る限りでも同社には、芸達者の社員が多かった。かつて親しかっ たJALセールスマンの安井賢さんも、奥さんともども今では大阪のFM放送で演奏しているほど趣味を活かし、充実した第2の人生を送っている。とかく娯楽的な趣味に熱中すると若いころにはプレイボーイと思われがちだったが、年齢を重ねるに従ってそれが一芸となり、それに秀でていると人生を豊かにするようだ。
 ディナーも東京會舘のフルコースにフリードリンクが付き、全員でタンゴをエンジョイし食事もエンジョイした一日だった。

2011年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com