長崎の「原爆の日」である。今日の田上富久・長崎市長の平和宣言は、原子力に替わる再生可能エネルギーの開発を進める必要性を訴えた。3日前の松井広島市長より自分たちの立場をはっきり主張していた。
さて、アメリカ国債の格付けが1段階下げられてから、世界的に株安傾向に歯止めがかからないようだが、今日は朝刊、夕刊とも一面の見出しが「市場動揺収まらず」「株安・ドル安止まらず」「世界株安止まらず」「東証、一時8700円割れ」とまったく酷いものである。終値は日経平均8944円だったが、対前日△153円で一時は△440円まで値を下げたというから、当分明るい材料がない中で先行きは暗い。
アメリカの株安も拍車がかかる。ストップをかけようと今日オバマ大統領がコメントを発表したが、焼け石に水で一向に止まる様子が見えない。NYのダウ平均は過去6番目の下げ幅で634㌦も下げ、1万㌦を割りそうなトレンドである。
このまま行くと一体どうなるんだろう。
先日来森喜朗事務所とエッセイ原稿の校正についてやりとりしていたが、今日秘書から電話があり、原稿の表現に間違いがあると森喜朗元総理が言っていて、私 と話したいということだったので電話で話をした。私が森さんから聞いた内容が間違っているとは思えないが、すべての内容を聞いているわけでもないので、確 かにイメージで書いたところもある。その点を校正してほしいというのが私の希望であり、森さんがイタリアから帰朝した後の22日に事務所で森さんにお会いして文章内容の詰めをすることになった。少々時間的に余裕があるので助かるが、やはりお忙しい政治家の人たちから、ネゴを取り付けるのは骨が折れる。