1608.2011年10月8日(土) 日野原先生のお元気ぶりにあやかりたい。

 夕べからどうもすっきりしなかった痔だが、今朝になっても一向に落ち着く気配がない。明日、明後日と連休なので、早めにチェックしたい。かかりつけの森内科で診てもらうために妻に車を運転してもらって森医院へ出かけた。以前からやや痔が気になっていたので、森先生にも以前にお話はしてあった。森先生の専門は内科であるが、肛門科も扱うので困ったら相談してくださいと仰っていたので、あたふたと出かけたわけである。
 尾篭な話で恐縮であるが、イボ痔が肛門から出ていて押し込んでも戻らない状態である。症状は「カントン痔核」というのだそうで、早速ベッドに横になり先生に出っ張った痔を中へ押し込んでもらった。肛門周辺が弛んで力を入れると出てしまうようで、あまり座るのは良くないと言われたが、パソコン操作上座らないわけにはいかない。座り方に気をつけパソコンをセーブしながら使うようにする。
 今日、明日はできるだけ排便しないようアドバイスをいただいたが、まあそれは無理だろう。今日はともかく明日まで我慢できるだろうか。こうなったら排泄物を溜めないよう、今日は食事をできるだけ取らないようにしようと思っている。
 さて、夜になってNHKでスペシャル・ドキュメンタリー「日野原重明100歳 いのちのメッセージ」と題する75分ものを観た。日野原先生と言えば、元気の良いお医者さんとして知られ、今もバリバリの現役である。4日前に満100歳の誕生日を迎えられた聖路加国際病院の名誉医院長の1年間の動きを追ったドキュメントである。そのお元気ぶりが羨ましい。果たして日野原先生の場合、痔はどうだっただろうかなどと下らないことを想像してしまう。
 とにかく日野原先生の活動的なのには頭が下がる。1年間のうち約100日は東京を離れて講演活動をされておられる。東日本大震災の被災地で被災者を慰めたり励ましたり、広島では小学生にいま生きている命の大切さを説明したり八面六臂の大活躍である。さすがに職制上の医院長としての責務からは解放され、残り少ない人生を送っている患者と安らかな死を迎えるよう優しく話をされる。患者は笑みを湛えながら死を迎える。このドラマチックな舞台を淡々として演じている。その心の奥底には、クリスチャンとしての信仰心があるのだろう。92歳の静子夫人の健康状態が今ひとつの中で、介護をしながら仕事をこなす神業的な日常には驚愕である。私も痔なんかで悩んでいられないか。

2011年10月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com