昨日は親しい友人3人と今年最初のランチ忘年会で、こもごも最近の身の回り情報の交換をする。ひとりは私と同年配であるが、残りの2人はかなり年長で、どうしても健康が話題になる。以前なら忘年会を昼日中にやるなんて気持ちも発想もなかったが、最近は同じ年配者と集まることが多いこともあり帰りの足を心配して早いうちに一杯となる。楽しい会話であっても少々味気ないのは、やはり健康問題上アルコールを控えることだ。しかし、こればかりは残念だが止むを得ない。
今日はまず「JAPAN NOW観光情報協会」の企画会議に出席した。主要議題は来年3月に名古屋で開催予定のJN協会観光セミナーについてである。日本観光振興協会中部支部長で、JR東海相談役の須田寛氏がほとんど立案し、実施面でも主体的に取り仕切られる。今日の会議でも須田氏があらましの計画について説明された。須田氏の献身的でエネルギッシュな活動には頭が下がる。
その後JN協会の忘年会を同じ麹町の海事会館ビル内の喫茶店を借り切って行った。久しぶりに高校の同級生・大塚武夫さんと話しこんで、中国問題について意見を交わした。また、青色申告に関していろいろお知恵を拝借した。
さて、昨日受託収賄罪で2年間の刑に服していた鈴木宗男・元衆議院議員が1年の刑期を残して仮釈放されたが、昼間の記者会見と夜の仲間内の祝賀会?では恥も外聞もなくいい気になって気炎を上げていた。悪質な罪を背負った仮釈放の身の人間に対して、早速愚かな国会議員が集まり、‘鈴木先生’の激励会をやっている図式はあまりにも次元が低くはないか。仮釈放されたとは言え、刑期はまだ1年残っている。もう少し謙虚に反省して謹慎の気持ちがあって然るべきではないか。ところが、そんなことにはお構いなく、鈴木氏は大演説をぶち上げ背広の襟に金バッジまで着けている。議員でもないのに不思議だと思っていたら、永年勤続議員として表彰された時いただいた金バッジだという。ここにも嫌らしい「国会議員への渇望」とミエが見られる。
小沢一郎・元代表、鳩山由起夫・元首相ら民主党領袖、出る場所を間違えたのではないかと思える‘良識派’福島瑞穂・社民党党首、更に国会で鈴木氏を「疑惑の総合商社」とまで罵倒した辻元清美議員までもが敵に塩を送るかのように、こんな妖怪が顔を出すような場に顔見せして自分の常識・社会通念の劣化ぶりを世間にアピールする愚かさには、またかというアホらしさに呆れるばかりである。
日本の政治、そして政権交代を成し遂げて期待された民主党のフレッシュさを台無しにした民主党の面々、特にリーダーの小沢、鳩山の凸凹コンビにはがっかりさせられる。鳩山氏は表舞台に出しゃばるべきでないにも拘わらず、鈴木氏をヨイショして、一昨日にはまた軽率な発言で周囲を唖然とさせている。
鳩山氏が何をしゃべったか?? 相変わらず反省の色もなく、こう着状態の沖縄普天間基地移設問題について、辺野古以外に基地移転の場所がある筈だと思いつき発言をしたのである。この懲りない御仁はどこまで無責任で、周囲の人々を惑わせ、迷惑をかけるつもりだろうか。
鳩山氏の政界における存在は、日本の政界のためだけではなく、日本国にとって大いなるマイナスでしかない。議員職に縋りついていないで1日も早く議員を辞すべきである。それは彼が国家のためにできる唯一の善行である。