いつごろから今日、6月第3日曜日が「父の日」に決まったのか定かではないが、横浜市内大倉山に住む二男からお祝いに食事を一緒にとの嬉しい申し出があり、妻どもども車で出かけた。特別にレストランを予約していたわけではなかったので、行き当たりばったりになり日曜日のランチ・タイムということもあり、どこも家族連れの人々が溢れて小一時間も待たされた。漸く人気の蕎麦屋に、孫2人を交え6人でワイワイガヤガヤあまり落ち着かない雰囲気の中でごちそうになった。6歳男児と4歳女児の2人の孫を合せて二男家族4人が揃って元気なのが何より嬉しいことである。この次は私の方からお返しをしてやらなければならない。多分キューバから帰った9月も終わりごろだろうか。
さて、昨日の新聞にショッキングなスポーツ界のスキャンダルが載った。ロシアの陸上選手が来るリオ・オリンピックに出場出来ないことになった。昨年11月に課せられたロシア陸運への資格停止処分を国際陸上競技連盟が現時点では解除しないことを決めたのである。背景にはロシアの選手がコーチ、医師ぐるみでドーピング違反を犯しているとの噂がかねがね聞かれていた、世界反ドーピング機関(WADA)はロシア反ドーピング機関(RUSADA)に調査を依頼していたが、WADAはロシアが国や陸連一体となってドーピング隠しを行っていた事実を認めた。今年2月にはRUSADAの元幹部が突然亡くなった。元幹部は昨年11月にロシア陸連が処分を受けた責任を取らされRUSADAを追われた。その後ドーピング問題告発書を計画している最中だったと言われている。いずれにせよドーピング問題の核心は闇に包まれたままである。
ロシア陸上界にとっては衝撃的な大きな痛手である。毎度オリンピック陸上競技では距離、跳躍、投てき、などいずれの競技種目でもロシア選手の活躍は世界のトップクラスで、多くのメダルを獲得していた。彼ら選手たちにとってもその後の生活に有利な場を与えてくれる絶好の機会でもあり、大きなショックであろう。個人的には潔白が証明されれば、個人の資格で出場のチャンスがあるようだが、果たしてどうなることだろうか。プーチン大統領も不満を述べ、ロシア陸連が今後スポーツ仲裁裁判所に訴える可能性もあるが、それにしてもどうもロシアには闇のような不透明な事象が多すぎる。