母校湘南高校の同窓会・湘友会総会が藤沢市内で開催されたが、出席する予定でいたところ明後日の日本ペンクラブ総会の質問論旨をまとまり切れず、湘友会出席を残念ながらキャンセルした。今年は4月に校長が交代したので、新校長にもお会いして話をしたかったが、やむを得ない。
その代わりペン総会で質問する現行制度の一部見直しに関する要望をまずまずまとめることができた。
それは理事選挙制度の改革である。現状は一般会員の投票による理事選出選挙であるが、立候補制ではないので、知名度の高い会員に有利であり、これを何とかペン活動のために意欲的な個人及び仲間が推薦する立候補制の採用を提案したいと考えている。更に現在理事の定数が投票で選ばれる20名と、会長が指名する10名で、あまりにも指名理事数が多すぎる。これを全廃して理事すべてを選挙で30名選ぶか、会長指名理事を1割か2割に削減しようとする要望提案である。
もうひとつ付随的な要求として、選挙結果について当選理事名と獲得票数を上位非当選者ともども公表することを要望している。
いずれも普通の組織・団体ではごく当たり前なやり方だと思うが、日本ペンクラブという組織は、リベラルと見られがちだが、案外現状維持派が多く、保守的で改革意識が薄いことである。現状に問題がなければ変革しようとしない。これでは斬新なアイディアや発想が取り入れられず、時代に取り残されるばかりだ。この点に危機感を覚えて、僭越だが何人かの同志とともに少しでも改革しようと動き出したところである。