今日は祝日、建国記念日である。昭和20年4月国民学校に入学後まもなくして終戦を迎えたが、翌年2月の紀元節に学校の式典で紀元節の歌を歌ったように記憶している。
右翼とは縁遠いが、高崎正風の詩になる「雲に聳ゆる高千穂の 高根おろしに草も木も~」がハーモニーとともに子どものころの思い出となって懐かしく思い出されてくるから妙なものである。
今日は同時に東日本の大震災から丁度11ヶ月目になる。昨日になって遅まきながら10年間の期間限定の役所・復興庁が発足した。平野達男大臣が就任したが、それにも拘わらずトップは野田首相だそうである。それは各省庁が等しく協力しなければならない復旧作業が役所の縦割り行政のせいで、縄張り意識剥き出しとなって業務がスムーズに進まないからだそうだ。復興庁としては予算を持っているので、それなりの権限は持っているようだから、被災地の各自治体が願っているように一日も早く復旧に道筋をつけてほしいところだ。
昨日小中陽太郎さんからメールで、2月3日付東京新聞コラム「筆洗」に、昨秋出版された「いい話グセで人生は一変する」(青萠堂刊)が紹介されたとそのコピーを送信していただいた。同書の売れ行きも上々のようでご同慶の至りである。また、小中さんの知り合いの出版記念会で、出版ニュース社の清田義昭社長と会った際、私の最新のエッセイ「トラック島の日系大酋長が見せた大和魂と謎」が話題になったと教えていただいた。清田氏からは、確かにそのエッセイについてお手紙でお褒めいただいたので、折角の機会でもあり、この際単行本出版のご相談をしようと考えていたところである。
夕食をしていたところに母校ラグビー部の後輩である加藤充洋・湘南高校副校長から電話があり、近日オープンする「湘南高校歴史館」で、来月24日に故岩田明初代OB会長を偲ぶ会を行う件について説明があった。歴史館の見学を兼ねて偲ぶ会を行い、併せて他校との練習試合も行おうという計画である。OB会の掲示板にその説明がなく、突然その情報を同窓会からの手紙で知ったためにその経緯がよく分からなかったのだ。その点について問い合わせをしたので、その回答をしてもらったわけである。もちろん当日は参加するつもりである。他の運動部に先駆けてラグビー部の行事を率先企画できたのは、身近に副校長とラグビー部顧問である早田直彦教諭と二人もラグビー部OBがいるおかげである。