玉川税務署へ確定申告の書類を届けて、長い間もやもやしていた気分からやっと解放された。因みに昨年も今日2日に申告を済ませている。来年こそはPCによる申告書類作成を考えたいところだが、時間さえかければ手書きでもできることなので、高価なソフトを買って改めてその使用法を習熟してPC申告を行うことが妥当なのかどうか、よく考えてみたい。
つい気分的にも楽になって、10日が締め切りとなっている定例のJN紙コラム欄原稿を書き上げた。
さて、昨年創立90周年を迎えた母校・湘南高校がその記念事業の一環として建設し、先月25日にオープンした「湘南高校歴史館」内のオブジェ「湘南大樹」の一葉に、後輩たちに夢と目標を与えられる卒業生のひとりとして私も顕彰されることになった。数日前に高校の後輩に当たる知人が、私の名とタイトルを写した写真を送ってくれた。
冠にはこういうタイトルがついている。「若い頃ヨルダン軍による身柄拘束の経験もある、ケタ違いの『海外現場臨場感重視』熱血行動派エッセイスト」である。些か元気の良いタイトルである。後輩の現役高校生がこのタイトルを見たらドキッとするかもしれない。グリーンの一葉の中に私のフリガナ付名前と卒業年度32回生、そしてB-18との番号が掲出されている。話によるとこれに備え付けのiPadをクリックすると、更に詳しい500文字からなる私の経歴と活動歴、更に後輩へのメッセージが見られる仕掛けになっている。
偶々左隣に同級生の紹介の一部が映っていたが、多分現役で東大に合格して通産省に入省し、特許庁長官を務めて今も国の各種委員を務めている秀才のUくんではないかと思っている。他には、同級生で誰が顕彰されたのか分からない。私を推してくれた天野武和・前湘友会長によると会社へ勤めながら23年間かけてカヌーで日本一周をやり遂げた水泳部の吉岡くんがいるそうだ。もちろん世間的によく名の知られたノーベル賞受賞者・根岸英一博士や、石原慎太郎・東京都知事の他にも著名人が多くおられるだろう。その意味では錚々たる著名人の中に加えてもらって大変名誉なことだと思っている。兄弟妹には知らせたが、名誉なことでもある反面些か自慢話に過ぎるので、気の許せない友人を除いては中々知らせにくい点もある。
まあどんな展示になっているのか、来週妻と母校を訪れたうえで考えてみたい。