1802.2012年4月19日(木) 東京都が首都直下型地震の被害を想定

 一昨日ワシントンで東京都の石原爆弾が炸裂した。そして昨日東京都は首都直下型地震発生に伴う被害想定を公表した。これもまた爆弾的なショックだった。2006年に算出した想定を見直し、東京湾北部地震としてM7.3をベースに算出した。結果的に地域も拡大し死者も約2割増えた。倒壊や火災による建物被害は耐震化が進んだとして15%程度減少したが、帰宅困難者や避難生活を送る人の数は大幅に増えた。

 昨日のテレビニュースは各局とも被害予想地図を示し、被害予想を克明に解説していた。今朝の朝日新聞では、16頁に亘って細かく説明している。他人事ではないので、自分が住んでいる世田谷区の被害予想図を見てみる。だが、朝日はどういう編集方針か分からないが、関連頁を参考に保存しようとすると頁がばらばらに散らばっていて見にくいし、保存が面倒である。どうして、左右見開きにするなりして、もう少し目配りをした組版ができないものかと思う。

 今日も昨日に引き続いて東北地方では地震があった。最近は頻繁に地震が起きるが、それだけにこういう情報に目を背けているわけにはいかない。地震には多少慣れっこになりがちだが、ベトナム戦争中に休暇で日本に来た米兵と話した時、ベトナムで一番嫌なものは「蚊」で、日本では「地震」だと言っていたことが思い出される。

 さて、今日インドが長距離弾道ミサイルを打ち上げ成功した。軍事力の強化を志向しているようだが、その裏には中国を意識していることはミエミエである。早速中国が牽制球を送った。中国の我がもの顔の侵略行為もどきのパフォーマンスによって反って他国が警戒心を強め、各国が対応策を考え実行するようになるといかに中国が傍若無人の振る舞いを行っても、その内国同士が共同戦線を組んで中国に対抗するようになるのではないか。インドの核開発がいよいよ中国を射程内に捉えるようになったが、現状は北朝鮮の核開発を始めとして核開発競争は拡大の様子さえ見せてきた。そろそろ本気になって軍縮、核拡散防止を考えなければいけないと思う。

 今日一ヶ月ぶりに肛門科で前回2度目のジオン注射後の患部の診察を受け、一応今回の一連の診察については終止符を打つことになった。大分具合は良くなってはいたが、これで終わりと言われて思わずエッと聞いてしまった。まあ喜ぶべきことであるので、具合が悪くなれば、また診てもらえば良い。取り敢えずホッとした。

2012年4月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com