昨日中途半端になったインターネットの有線から無線へ切り替える作業は、今日電話で小1時間ほど業者に指導してもらった結果、上手くいきそうだったが、無線を受けるための子機が必要でこれを買わなければいけないということが分かった。従ってパソコンによるインターネット無線接続に関して問題がないとは言え、新たに子機を設置して無線受信が確実になったところで、NTTとの契約を解除しなければ二重払いの可能性が残り、現時点では願い通りになったわけではない。まだ面倒なことが残っている。
李明博・韓国大統領の竹島上陸と天皇への謝罪要求、更に野田首相の大統領宛親書受け取り拒否により、日韓関係が刺々しいものとなり、現状では両国の関係回復は当分難しいのではないかと見られている。
そこへ今朝の朝日新聞によると、李大統領が日韓関係に詳しい専門家らを緊急に招集して今後の対日政策について協議していたことが分かったそうである。真意は最近の李大統領の言動から推して疑問視せざるを得ないが、以下のようである。
「天皇の謝罪ありきとされているが、一気に懸案を解決するには天皇訪韓ほどの大胆な決断が必要ではないか」というのが大統領の本意であるという。随分嫌味の内容が薄くなっている。かなりトーンが落ち、ニュアンスが変わってしまったような印象を受ける。大統領が教職員を対象にしたセミナーで天皇の謝罪要求を求める発言をした時の様子は、実に堂々と発言していたようだった。こんなに急にトーンを落とす内容ではなかった。やはり、あまりにも行き過ぎた発言を精査した結果、予想以上に両国間にわだかまりを生んでしまったことに自ら謝罪はしないが、撚りを戻す手段として誤解を与えた発言だったと言いたかったのだろうか。
しかし、大統領の礼を失した言葉は、韓国大統領府のサイトに載ったものであり、日本のメディアが間違って取り違えたというわけではない。韓国側の真意はどうなのか。これ以上関係を冷却化することは避けたいが、どうも大統領が投げたボールがワイルドピッチとなり、それをバックアップした選手がまた悪投したような印象がある。一体日韓関係はこの先どうなるのだろうか。