6880.2026年3月15日(日) 「古事記」のピアノ演奏会を鑑賞

 世界の疫病神であるアメリカのトランプ大統領が、今朝とんでもないことをSNSで語った。イスラエルとともに自らがイランへ攻撃を仕掛けておきながら、石油輸送の回路ホルムズ海峡の安全確保のためと称し、多くの国に軍艦を派遣することを求め、身勝手にも中国、フランス、イギリス、韓国、日本などに艦隊を派遣することを期待していると述べたのである。図々しくも他国の軍隊の派遣にまで口を出すとは、あまりにも出過ぎた発言であり、とんでもないことである。

 況や日本では、日本国憲法を無視するような発言は当然許されるべきことではない。日本は、憲法第9条2項の「戦力」の解釈から違憲の疑いのある自衛隊が、9条の改正を経ないまま、国連軍、多国籍軍、PKO等に対して参加することは国際貢献の目的があろうとも法的には認めがたい。

 石油の安全な搬送のために、そもそもアメリカ艦隊を派遣すると言いながら、アメリカ自身が起こした戦争で、自らの手に負えない事態になれば、すぐに同盟国に助けを求めるとは、何と無責任で情けないことだろうか。日本の場合は、トランプべったりの高市首相が、来る19日にトランプ大統領と会談する予定であり、その際大統領から首相へ軍艦派遣を依頼された場合、高市首相が協力出来ないとは言えないのではないだろうか。しかし、ここでトランプの横暴を引き受けでもしたら日本国内で高市批判に火が点き、収拾がつかなくなり首相の座から去らざるを得なくなるだろう。それより高市首相がトランプ氏から強要されても、毅然として要求を断るべきであると思う。

 さて、今日は先日招待状を送っていただいたピアニスト神武夏子さんの、「音楽と朗読で知る古事記~ヤマトタケルノ命」の演奏会が渋谷の金王八幡宮で開催され鑑賞した。神武さんとは日本ペンクラブを通じて知り合ったが、音大を出てフランスへ留学され、作曲や、音楽の企画をプロデュースされるなど広範に活躍しておられる。去る1月小中陽太郎さんを偲ぶ会に出席した際にお隣の席におられて、招待状を送るのでぜひ鑑賞にお出で下さいとお声をかけていただいたものである。普通のピアノ・リサイタルとは少々異なり、「古事記」を音楽と朗読で紹介する試みで、一風変わっていると思っていたが、彼女がピアノを演奏しながら朗読し、間に自作の歌を歌って古事記の中でも倭建命(ヤマトタケルノ命)の父の景行天皇に命じられて西征東征の有様をドラマチックに朗読してくれた。古事記のような日本古来の文学を紹介するなら、普通はピアノではなく、お箏や三味線を弾いた方がイメージとしては合うように思っていたが、神武さんはご自分で電子ピアノの演奏を始め、朗読、歌唱、楽曲を作曲されたというから敬服している。しかも今日の舞台は、音楽堂やホールのような場所ではなく、金王八幡宮の和室だったから雰囲気としてはぴったりなのだろう。

 お陰で倭建命の生涯と、古事記自体に興味が湧いて来た。古事記の内容は詳しく知らなかったので、全編を読むことは難しいと思うが、ダイジェスト版を紐解いてみようかと考えている。とにかく珍しく感動的な体験をした。

2026年3月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com