6877.2026年3月12日(木) 嫌なことと想像外の意外なこと

 東日本大震災が発生して15年という節目の日に当たり、昨日メディアではいくつもの特集を組んで報道していた。原子力規制委員会の山中伸介委員長は、「あのとき何を誓ったのか、問い直すのがこの日だ」と職員への訓示で話したそうだが、その通りだと思う。震災後14年の昨年10月になって、愛する娘の遺骨が両親の元へ帰って来たニュースには、胸を締め付けられるような沈痛な思いがしてならない。

 一方、アメリカ・イスラエルとイランとの戦闘は、中東周辺国や海上を含めて広範囲な戦いになって来た。日本も昨日タンカーが損壊するなど実質的な影響を受けたことで分かるように、イラン側の警告により原油タンカーがホルムズ海峡を事実上通れない状況が続いている。この現状を考えると今月下旬以降日本への原油輸入は大幅に減少する見通しであると指摘して、高石首相は近々石油備蓄を放出すると表明した。トランプ大統領の戦略が、今後どうなるかはまったく予断できないが、イランを始め中東周辺諸国には、私自身しばしば訪れているので、イスラム風で独特だが、あの穏やかな空気が流れていた地域が1日も早く元の平穏な環境を取り戻せるようになって欲しいと願っている。

 そんな気持ちの晴れない最近の事象に合わせるかのように、昨日スポーツの世界でも例外的なことが起きた。

 ひとつは、今開かれている大相撲春場所で、初日から3連敗を喫していた横綱大の里が昨日遂に休場して今場所は4連敗という横綱としては情けない成績に終わった。これに歩調を合わせるように、もうひとりの横綱豊昇龍も4日目の昨日初対面の幕内最年少・21歳の藤の川に敗れ、初黒星を喫してしまった。大の里は横綱に昇進してまだ1年も経っていない。昨年は3度の優勝を果たし、年間最多勝賞を獲得しているが、秋場所では10勝5敗、今年初場所は11勝4敗で、左肩を負傷して体調は万全ではなかった。相撲ぶりを観ていると、どうも相撲自体が雑になり踏ん張りが効かなかったような気がしている。まだ、25歳で体力もあり、精神面を克服して何とか体調の回復を期し立ち直って欲しいものである。夏場所こそ捲土重来を期待している。

 もうひとつの思いがけない意外なこととは、今朝知ったばかりだが、アメリカ・マイアミで開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選で、最高のメジャーリーガーが集結した優勝最有力候補と目されるアメリカ・チームが、中米の強豪国ならともかく、野球が充分普及しているとも思えないヨーロッパのイタリア・チームに8-6で敗れたことである。予想外の結果はアメリカのファンを失望させ、現地では大きな話題になっているようだ。幸い予選は3勝1敗で2位となり、敗れた相手1位のイタリアとともに、準々決勝に進出が決まった。

 まあ何が起こるか分からないのが、スポーツの世界の世俗的なところでもあるが、日本のプロ球団が、高校チームに破れたようなショックである。まだまだいろいろな予想外のハプニングが起きることがあると思う。全力を尽くしてそうなったなら仕方がないが、手抜きだけは絶対止めて欲しいものである。

2026年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com