6829.2026年1月23日(金) 衆議院解散、超短期で2月8日に決戦

 内外とも多事多難である。

 国内では、今日衆議院で通常国会が開かれ早々に解散が宣言された。午後1時に開会された通常国会は、冒頭に額賀衆議院議長が国会解散の詔書を読み上げた。その直後に自民党議員が万歳三唱をして終わった。連立を組んでいる日本維新の会の議員らは、万歳をしなかった。奇妙な連立政権である。国会はほんの数分で終わった。規定によればこれから40日以内に総選挙が行われる。ところが、投開票日は2月8日に決まって、解散から僅か16日後に決戦を迎えることになる。こうなると自治体の選挙関係者は、投開票まであまり時間もなく大わらわの忙しさになることだろう。受験シーズンもたけなわで何かと問題が生じなければ好いがと少々心配である。

 解散が決まった後議員は議場から去り、すでにその予定は全国的に流れ周知されているので、「最強・最寒の寒波」が、日本各地を襲っている昨今、豪雪地帯では、積雪の中を候補者のポスター掲示板を設置する作業にはつくづくご苦労さんだと思う。今日午後クリニックに行った帰りに区の掲示板を見たら、早くもポスターを貼る掲示板が設置されていた。

 無駄遣いのチャンピォン吉村大阪府知事と横山大阪市長が任期僅か1年3カ月のために、敢えて不必要な選挙を行うが、このために注ぎ込まれる無駄な経費は、何と知事選に約23億3千万円、市長選に約4億7千万円、計28億円の税金が見込まれている。当の吉村知事と横山市長には、住民に申し訳ないとの気持ちは、まったくないようだ。吉村知事は、コストをできるだけ抑えながら民主的プロセスを進めていければなどと身勝手で訳が分からない論理を述べているだけである。不必要な選挙で税金の無駄遣いをする首長をこのまま務めさせて良いものだろうか、大阪府民の良識を問いたい。

 他方、世界に目を向けると、永遠の問題児アメリカのトランプ大統領が、またやってくれた。4日前に、グリーンランド領有に反対するヨーロッパ8カ国へ10%の追加関税を課すと大見えを切っていたが、いとも簡単に撤回してしまった。トランプのスーパー朝令暮改発言には、アメリカ国内の投資家や、金融アナリストの間で、造語‘TACO’という皮肉な言葉が語られている。‘Trump Always Chickens Out’の略で、「トランプはいつもビビッて引き下がる」というような意味である。

 一方、ロシアの大物政治家の中には、本心は分からないが、トランプの行動に拍手をしている愚か者がいる。その筆頭がラブロフ外相である。アメリカがグリーンランドを領有すれば、ロシアがクリミア半島を領有した侵略行為も承認されると述べたお馬鹿さんである。

 トランプ大統領が翻意した表向きの事情は、NATOのルッテ事務総長との会談で、グリーンランドや北極圏地域に関する「将来の合意に向けた枠組みで相互に合意したから」だと説明しているが、対外的にはヨーロッパ諸国が、国連憲章に謳われた「主権と領土保全、国境の不可侵」の原則を守り抜いていくとの強い意思表示に、たじろいだことがある。また、アメリカ国内で、物価上昇への懸念、金利の上昇、株式価格の下落などが起きたことなど全般的に不評を買ったことが、傲岸なトランプ大統領にもショックを与えたようである。

2026年1月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com