6824.2026年1月18日(日) 共通テストの無難な実施を願う。

 受験シーズンもたけなわである。昨日と今日の2日間、全国で大学入学共通テストが行われ49万人が参加した。我々が受験生のころは、このような制度がなく、すべて志望大学で大学独自の試験を受けたものである。近年少子高齢化、進学率の向上などの影響もあり、大学にとってもいずれ受験者が減少するだろうと予測され、難しい局面に立たされているようだ。特に女子の進学率が高まったことや、女子が男女共学制大学へ進学する傾向が強まり女子大に進学する学生が減りつつある。女子短大などは閉鎖するところが目立つようになった。中には武庫川女子大のように男子学生を受け入れ、男女共学制に変わった女子大もある。出題や機械化の進化などで、受験生の受け止め方もそれに応じて大分特殊なスタイルに変わった大学もあるようだ。

 受験生が何の心配もなく、予定通り受験できて、日ごろの成果を発揮できれば、御の字である。ところが、一昨日都内で早朝より午後までdJR山手線と京浜東北線が停電のため、電車が動かなくなり、通勤客が往生したようで、共通テストの日でなくて良かったと思っていた。だが、近畿地方では今朝南海電鉄が人身事故を起こし、一部区間で運転を見合わせた。このため、一部の試験場では開始時刻を繰り下げたというニュースが伝えられた。こういう不運に巻き込まれることもあるので、一時も油断できない。

 共通テスト試験科目のひとつ、「歴史総合、世界史探求」には、出題に漫画が使用されたという。それはフランス革命に関する内容の中で、「ベルサイユのばら」のイラストが使われたようだ。漫画が試用されたのは、今に始まったわけではないが、新聞の風刺漫画などもよく使用されるという。我々世代には考えられないことである。阪神大震災や東日本大震災の発生年を問う設問があったり、短命で終わった石橋内閣の発足について風刺漫画が資料として使われたこともあるという。

 私は2年間も浪人生活を送った。その意味では受験に失敗した生徒でもあったが、大学受験の厳しさや、受験制度について随分考えさせられたものである。浪人期間は、長い人生においてプラスかマイナスかは、人によってそれぞれ異なると思うが、サラリーマンだった父は、余計にかかる費用が無駄だということをしきりに言っていた。また、あまり長く浪人生活を送ると、同期生に遅れて損をすることになるし、特に就職活動ではマイナスだと言っていた。私の場合は、マイナス面も確かにあったが、別の意味で広く世間を知ることができたと思っている。受験生が思い切り持てる実力を発揮されるよう望んでいる。

 さて、トランプ大統領の強欲が、またヨーロッパ諸国へ乱暴な言動に及んだ。このところ注目されていたデンマークのグリーンランド自治領を、地下資源欲しさに領有を主張し出したトランプ氏が、昨日になってアメリカがグリーンランドを購入できるようになるまで、ヨーロッパ8カ国からの輸入品に2月1日から10%の追加関税をかけると表明したのである。更に、グリーンランド購入に関する合意がまとまるまで続けられる。8か国とは、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フランス、ドイツ、オランダ、フィンランド、イギリスで、ヨーロッパの主要8カ国である。これらの国々からはすでに反発が起きている。彼らは、デンマークの要請を受けて少数ながら軍事要員を現地に派遣している。

 トランプ大統領は、グリーンランドは戦略的な位置にあり、豊富な鉱物資源を有することから、アメリカの安全保障にとって重要だとして、武力による奪取も漏らしているが、ここまで欲の皮が突っ張って外国をかく乱し、資源を奪い取るなどと悪びれずに言うことは、一時代前の悪漢独裁者と同じであると断言せざるを得ない。ひとりの大バカ者アメリカ人のせいで、世界も大変な問題を抱えるようになったものだ。

 

2026年1月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com