どうもこのところ体調が優れない。原因がよく分からない。ひとつは、一昨日の夕刻に右肩が急に痛くなり、右手を上に上げられない。ちょっとした物を取り出すのにも左手で支えて右手を上げたり、面倒なので左手でやってしまう。その日はシップを貼って痛みが消えるのを待った。その痛みは今日になって漸く消えつつある。
もうひとつの不調は、昨日の夕食前に腹痛というか、お腹が何とも言えない痛みに襲われたことである。これは肩の痛みより質が悪い。昨夕から痛みが酷くなり始終お腹の周りをさすっている。吐き気と嘔吐を催しそうになるが口から廃棄物が出ない。排便は普段と変わらない。昨晩はとても我慢できないので、寝てしまった。
今朝起きてみてもあまり回復したような気分になれない。相変わらずお腹を押さえたまま家の中をうろうろしている状態である。今日は朝食を取らないことにした。
これは内科医に診ていただくのが一番良いと考えて、普段通いつけの森内科医院を訪れた。医師に肩の痛みも合わせて、この一両日のお腹の痛みの様子について説明し、診察をお願いした。
すぐベッドに横になり、医師はお腹の辺りを触れたり、押したりしながらお腹が大分固いと仰った。診察の結果、今まで服用していた10錠超の内服薬に、更に漢方薬を呑んでみてはどうかということで漢方薬をいただいて来た。
妻がこのまま昼食を食べないと体が弱ってしまうので、「おかゆ」でも食べてはどうでしょうと勧めてくれたので、おかゆとお茶だけをいただいた。
その後昼寝をしている間は好いが、目覚めるとお腹の辺りがまだ痛む。身体を横にして横たわっていれば、やや痛みは和らぐ。抱えている業務が多いので、このまま痛みが去らない内は、近藤節夫事務所も活動できない。このままの状態が続いて結局痛みが消えるような兆候はない。夕食も食べる気がしなかったので、お茶と牛乳だけ飲んだ。
考えてみても87年の生涯で、原因も分からないまま痛みにただ耐えているだけという情けない経験は、初めてである。今日はいつもより早めに寝ようと思っている。