6779.2025年12月4日(木) ラグビー日本代表、2027年ワールドカップに期待

 昨日2027年オーストラリアで開催される第11回ラグビー・ワールドカップの組み合わせ抽選が行われ、日本はフランス、アメリカ、サモアと同じEグループで戦い決勝トーナメント進出を目指すことになった。2勝1敗なら問題ないが、仮に2敗しても他のグループ3位と戦い、勝てば決勝トーナメントへ進出できる。その可能性はかなり高いと思う。

 日本チームは年々力を付け、特に2015年第8回大会では、1次リーグで世界最強国のひとつ、南アフリカと戦った末に大番狂わせの34-32で勝った。これには、世界中のラグビー・ファンが驚いたようだ。この実況中継をしていたのが、豊原謙二郎・元NHKアナでノーサイド寸前に日本が逆転トライを決めた時の絶叫ぶりは、しばし話題になった。偶々彼は私の高校ラグビー部の後輩で、後にラグビー部の会合でその時の話をしたことがある。残念ながら日本はその大会では決勝トーナメントには進めなかった。力が入った次の日本で開催の大会では、1次リーグで4戦全勝の戦績の結果、決勝トーナメントに出たが、南アにリベンジされ敗れてしまった。

 日本チームが強くなった原因のひとつに、チームに体格の大きい外国人選手の選出が認められてからである。国籍に捉われず、外国人選手を日本協会が日本チームで活躍し、日本代表選手と認めれば、日本代表チームに選ばれる可能性がある。2027年のオーストラリア大会における日本代表チームの活躍が期待出来る。

 ついては、年末年始に大阪花園ラグビー場で、恒例の全国高校ラグビー選手権大会が開催されるが、今年度大会には気がかりな点がある。それは強豪県とそうでない県の2極解離が甚だしくなってきたことである。それは、特に出場校数で都会と地方の差がはっきりしてきたことによるものである。今年度は105回大会とあって全国大会の出場校を5校増やし、予選出場校の多い都会の高校からは各県から2校選出したことである。驚くのは、大阪府は以前からかなりレベルが高く今大会に限って大阪第1、第2、第3地区からそれぞれ選出し、大阪府内からは花園へ出場した回数の多い3校(東海大大阪仰星高、常翔学園、大阪桐蔭学園)が選出される一方で、出場校が少なくなり、予選参加に僅か1校しか参加せず、そのためその1校が代表校となり、予選行わなかった島根県代表校、智翠館高校チームの選手の気持ちは複雑だと思う。

 次男の息子が中学3年であるが、現在少年ラグビースクールの強豪チーム、横浜ラグビースクールで鍛えられており、来年度から高校で更に本格的にプレイしたいようで、今年も正月に息子と大阪花園まで観戦に出かけレベルの高い試合を見たいと言っていた。

 私も高校ではラグビー部主将を務め、青春をラグビーに注いだので、ラグビーにはどうしても気持ちが入る。3日後に秩父宮ラグビー場で関東大学ラグビー選手権の優勝がかかった早明戦が行われる。これも今から楽しみにしている。

2025年12月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com