2151.2013年4月3日(水) プレイも話題も野球シーズン真っ盛り

 一昨日「国民栄誉賞」にプロ野球界から長嶋茂雄・松井秀喜の師弟コンビの受賞が決まった。長嶋氏の受賞は遅すぎると思っていたくらいである。逆に松井選手の場合は少々早いのではないかとも思っている。実際そう考えている人もかなり多くいるようだ。ただ、打点王、ホームラン王各3度の獲得やワールドシリーズMVPなどの実績以外にも、松井は人間性が素晴らしくチームメートやファンら多くの人から好かれているようで、遅かれ早かれ選出されると思うので、やや早いがそれはそれで良かったのかもしれない。

 文化勲章のように毎年誰かに授賞ということならあまり落ちこぼれることは考えられないが、受賞者はその年によって増えたり、減ったりばらつきがある。長嶋氏がこれまで受賞しなかったのは最初に王貞治監督が受賞して、ONとして並び立った両雄のひとりである長嶋氏だけに、すでに受賞していると誤解している人が多かったようだ。「国民栄誉賞」は世間が注目するので、時の首相や政府の特別な意向や思惑があって御幣があるが泥縄式に授けるということも起こりうる。

 松井の場合は、昨年暮に引退を表明したことがひとつのチャンスとなった。

 長嶋氏のケースは個人的にこう思っている。2月に元横綱大鵬が受賞したが、すでに故人となり、遅きに失した感があり、一部にはどうしてあれほど傑出した実績を挙げた大横綱に生前この名誉を授けることができなかったのかとの非難の声も聞かれた。そんな世論の背景があって一度脳梗塞で倒れた長嶋氏にできるだけ早い機会に授けたいとの気持ちが生まれてきたのではないかと思っている。加えて今アベノミクスが脚光を浴びて、安倍首相人気にさらに拍車をかけるためには、時期的にグッドタイミングと考えられたのではないかとも思っている。

 1977年に王貞治監督が最初に受賞して以来、2000年にマラソンの高橋尚子さんまで20世紀中は24年間で15人がその名誉を授かっていたが、その後8年間は受賞者が1人もいなかった。それが今年になって吉田沙保里、大鵬、長嶋、松井とすでに4人である。これも時期を逃さず人気取りに利用しようとするアベノミクスの案外したたかなところだろうか。

 この他にも野球に関係するトピックスが2つある。そのひとつは、今日アメリカのメジャーリーグでテキサス・レンジャーズのダルビッシュ投手が土壇場で完全試合を逃したニュースである。9回2死まで完全試合ペースだったが、最後の27人目のバッターにヒットを打たれ、日本人投手として初の完全試合達成を逸した。数少ないチャンスなのでちょっぴり残念な気がする。

 もうひとつは、選抜高校野球の決勝戦で浦和学院高校(埼玉)が、済美高校(愛媛)を17-1の大差で破り初優勝を飾った。途中テレビで観ていたが、得点差がこんなに大きく開いた決勝戦は初めてである。

2013年4月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com