2174.2013年4月26日(金) トルコについて目からウロコ

 今日のJAPAN NOW観光情報協会主催の観光立国セミナーでは「トルコと日本」と題して、日本トルコ民間交流協会会長・石本寛治氏が豊富な資料を添えて話された。石本氏はかつてトルコに滞在され、帰国後も度々トルコを訪れては文化交流に力を尽くされ、トルコ外相から功労賞、駐トルコ日本大使より在外公館賞、日本の外務省より外務大臣賞等を授与され、両国の友好、親善、そして文化交流に多大の貢献をされた。

 親日的といわれるトルコではあるが、ちょっと意外だったのは、①ヨーグルトとチューリップがトルコ原産であり、②人口の95%がイスラム教徒でありながらイスラム教を国教とは定めず、飲酒も禁じられていないことであり、③女性の参政権が1934年に定められ、その点では1945年に法制化された日本やフランスより遥かに先進国であることだった。

 ヨーグルトについては、考えてもいなかった。というのは、中学生の頃父が勤めていた明治乳業が生産販売し、父からブルガリアの特産品であると聞いていたことや、1979年ブルガリアのプロブディフを訪れた時、宿泊ホテルの朝食のテーブル上に多種のブルガリア製ヨーグルトが提供されて流石に本場はすごいと感心し、その折現地の人々からも自分たちで作る家庭ヨーグルトの美味しさについても散々聞かされていたからである。

 講演が終わってから石本氏に喫茶店でブルガリア人のトルコ人に対する、あまり好意的ではない感情について話したところ、初めて聴いたように受け取られたようだった。実は、ブルガリアの教育委員会の方々から、その昔オスマン・トルコ軍によってブルガリアが侵略された時、これを救ってくれたのがロシア軍で、以来ブルガリアでは親ロシア・反トルコが定着していると伺った。それを聴いたのは、まだ東西分裂の時代でブルガリアがソ連の衛星国だったせいもあるが、ブルガリア人のトルコに対する感情はあまり良くなかった。この点について石本氏はトルコ国内にも多くのブルガリア人がいるが、あまりそういう話は聞かないということだった。中にいると分る話と案外分らないことがあるものである。

 さて、今日小中陽太郎さんから、平賀源内に関して雑誌「百味」5月号に書かれた軽妙洒脱な文章のコピーをメールで送っていただいた。嬉しいことにその中に私の野球好きに関して次のように紹介してくれている。

 「さて両国駅である。行事が終わって、両国駅の駅舎内の居酒屋花の舞にうちそろってでかけた。入るなり世界遺産すべてを訪れたことで知られる近藤節夫氏が『おっと』と声をあげた。近藤氏は、少年時代、内房に住んでいて、後楽園に野球を見にくるのが何よりの楽しみ、総武線は両国駅が終点だった。ここで乗り換えて水道橋に行った、となつかしそう、それも道理で、ここがその駅舎であった」。

 確かに内房の安房勝山町(現鋸南町)から毎年後楽園までプロ野球を観戦に出かけることを楽しみにしていたが、「世界遺産をすべて訪れた」との表現は誤解で少々戸惑った。世界遺産962ヶ所のうち、訪れたのはまだ166ヶ所にしか過ぎない。一生賭けても不可能でちょっと面映い。友人たちには訂正をお願いしてメール送信した。

2013年4月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com