早いもので東京スカイツリータワーがオープンして今日でちょうど1年となった。搭乗者数も当初の予定を大幅に上回る約638万人に達したようだ。浅草界隈の商店街との相乗効果もあって、外国人観光客を中心に観光振興も効果を上げているようで、ともかくめでたしめでたしである。私も昨年10月に搭乗したので、江戸っ子としてはノルマを達成した。話の種としてやはり1回は登った方が良いと思っている。
今日突然のようにNHK「ニュースウォッチ9」がビックリするニュースを伝えた。お騒がせ男、猪瀬直樹・東京都知事が日本の標準時間を2時間繰り上げることを産業協力者会議で唐突に提案したのである。どうしてこういう馬鹿なことを言い出すのだろう。知事の意図は世界経済の中心であるニューヨーク、ロンドン、東京の商取引の時間帯に2時間の空白があり、日本の標準時間を2時間繰り上げればこれが解消できるというものである。それに始業を繰り上げればビジネスも効果を上げ、極端だがデフレ脱却も早まると短絡的な持論を述べた。まったく実生活面の不便さを考慮に入れず、金融面のことだけしか頭にないのだ。知事の独善的性格の故か、これでは海外諸国のことはもちろん、気象や地勢的な点はまるでお構いなしである。これはロンドンを起点に経度15度で1時間の時差を設定したグリニッジ標準時(GMT)のレギュレーションに背くことになる。例えば、韓国とは現在時差はないが、仮に日本の標準時間を2時間繰り上げたら、時差が2時間できることになり、位置関係は差がないのに気象、地勢だけ日本が2時間進むという奇妙なことになる。日本の冬の朝はそれこそ真っ暗闇ではないか。北京時間に合わせられた中国西方の農村地帯の空模様を一度見てもらってから発言してもらいたい。
いずれにせよ、猪瀬都知事の意表をつく発言には、自分の存在感を強めようとか、自分を売り込む観測気球を上げてみる助平根性とか、他に何らかの思惑があるように思えてならない。過日イスタンブール五輪開催を貶めるが如き失言をして世界中からブーイングを浴びたばかりである。まったく懲りない御仁である。好い加減にしてくれと言いたい。国際都市東京都の知事としては、いささか資質と見識に欠けるのではないかと心配である。
さて、来月6日出発のトラック島旅行の航空便とホテルの予約がすべてクリアになった。