今日の日本ペンクラブ総会は紛糾した。昨年も一昨年9月の国際ペン大会の収支決算書が不明瞭ということから大もめにもめたが、今日は他にいろいろな問題が絡んでそれ以上にもめた。その場でじっと我慢しているのがちょっと辛かった。
今年の総会は4月1日にこれまでの社団法人から一般社団法人に変わったことも紛糾に影響している。冒頭に最前列に座っていた直木賞作家の三好徹氏が、総会成立の用件として委任状提出者の被委任者が総会議長となっているが、その氏名が判明しないまま賛同者に加えるのはおかしいし、これは総会を成立させる要件にならないと異議を申し立てた。後は議事進行を求める会員と総会無効を主張する会員の間で、議長も右往左往というていたらくだった。結局議事は進められたが、その途中で小中陽太郎さんが議長不信任案の緊急動議を提出し、その賛否を問う荒れた総会となってしまった。
私も個人的には意見があったが、申し述べる機会もなく、動議については小中さんに同調せざるを得なかったが、結局その動議は通らなかった。気の毒だったのは、親しい常務理事の大原雄さんが理事を辞めざるを得なくなったことである。あれだけ熱心に電子文藝館委員長として貢献しながら、辞めなければならない。この後、誰が大原さんの仕事を引き継いで、きちんと電子書籍関連の業務をやっていけるだろうか。
浅田次郎会長、吉岡忍専務理事ら執行部とほかの理事との間で考え方に大分食い違いが見られることが今日の総会で明白になった。阿刀田高・前会長が裁判をやるならやったら良いといった捨て科白も出たりしてどうも穏やかではなかった。
今日は総会後のパーティには出ず、小中、大原、須藤氏ら執行部批判派と一緒に有楽町傍のビアホールで、大原さんを慰労し、2年後の役員改選に向けて簡単な雑談をして鬱憤晴らしをしたが、どうも後味が良くない。