3年ぶりに「吉祥寺村立雑学大学」の講師を務めた。今日が多分4度目の講義に当るのではないかと思う。テーマは世界遺産を見学した体験から私なりの個人的な見方と体験談を「世界遺産166ヶ所の旅~意外な隠れ話~」と題して、5分間の休憩を挟んでちょうど2時間お話した。これだけゆったりと時間をいただけると有難い。一応自分の話したいことは話せたと思う。いつもながらにパワーポイントのスライドも要領良くまとめて作り上げることができたと思っている。約30人の聴講者は数人を除きほとんどが年配者だったが、嬉しいことに皆さん熱心に耳を傾けてくれた。
世界遺産はガイドブックを見てただ憧れるというのではなく、実際現地を訪れて世界遺産の前に立ち世界遺産が醸しだす空気に触れてみることが大切だと強く訴えたつもりである。
今日は時間一杯聴講者を飽きさせることなく気持ち良く話をすることができて、まずまず満足している。
今日初めて名刺を交換した方の中には、朝比奈美地さん(芸名美地)、芳野健二氏、円充寺住職・市川妙英さん、北原邦雄氏がおられて、その後の食事などを含めて話し合うことができた。
中でも朝比奈さんは歌手として今月4回もコンサートを企画している多忙な人で、明日のコンサートの準備もあり今日も休憩後に中座された。特に障碍者を対象にしたコンサートの機会を持っておられるようだ。今年10月にはベトナムで開催されるジャパン・フェスタに出演するので、ベトナムの話を聞かせて欲しいとの要望を承った。できるだけ協力して差し上げたい。
芳野氏は昭和38年に京都大学を出て当時の富士製鉄へ入られたそうだが、かなり海外へ出かけられて氏独特の楽しい世界旅行地図を作成されているのを見せてもらい、その発想とアイディアにはつくづく感心した。私も訪れたことのないエクアドル、モロッコなども訪れている。大学で同じクラスに在籍し富士製鉄へ入社した野村定彦くんとは同期入社員としてよく知っていると話してくれた。残念ながらゴルフの達人で慶應高時代はいくつかのタイトルホールダーだったその野村くんは、気の毒にも10年以上前に病のため亡くなった。
市川住職さんは、日蓮宗の末寺の住職として毎週お寺で法話を話されていると言っておられた。尼さんであるが、綺麗に剃髪され、その頭の形が良いと雑学大学顧問の三上卓治さんが話しておられた。だが、そう仰る三上さんの頭形も中々捨てたものではないと話してあげた。
北原氏はわれわれが学生時代に経済学部助教授で切れ者と言われた北原勇先生の実兄と伺っていたが、われわれの13年先輩に当られるというから85歳くらいになるだろうか。中々如才のない方で、今年ブラジルに行ってみたいと仰っていたが、驚いたことには虫歯が1本もないということだった。失礼ながらよく見たら金歯が見えたので、80歳を超えて1本もないというのは本当だろうか?
講義は別にしてその後食事をともにしながら当たり障りのない雑談をしたが、それが反って印象に残っている。
今日は下腹部の痛みも大分治まって、気分的には大分すっきりしてきた。