2221.2013年6月12日(火) トラック島関係者に取材報告

 今日はトラック島取材に関係ある方々へ電話で帰朝報告を済ませた。森喜朗元首相事務所の長谷川秘書には、昨朝になって今日のアポをキャンセルしたいとの連絡をいただいたので、確認をした。次のアポは1週間後辺りをメドに調整してくれることになった。

 藤沢市の相澤土地㈱相澤社長には、藤沢市から寄贈された消防車が保管されていたことをお話し、併せて相澤本家を継承している方に何とかお会いできるよう仲介をお願いした。ミクロネシア大使館草柳大使秘書にも、ナンシーさんにお世話になったことを伝えた。佐々木信也さんには、近々元ユニオンズのマネージャーだった方を交えて食事をすることを了解していただいた。

 現地のナンシーさん、末永さんにはお礼のメールを送り、偶々知り合ったダイバーで歯科医の熊谷さんには写真使用のお願いのメールを送信した。私が撮った写真もまずまず良く写っていたので、ほっとしているところである。

 明日から少しずつ今回の旅行で得た情報を組み入れて執筆していきたいものである。

 さて、今朝の朝日「プロメテウスの罠」の「テロ大丈夫か」と原発の安全性に疑問を投げかけている記事で、アメリカの非政府組織「核脅威削減イニシアチブ」が2012年1月に発表した安全度ランキングでは、日本は32か国中23位、「核管理が杜撰」という評価を受けていることが分った。とにかく日本の原発ではテロに遭ったらひとたまりもないということのようである。最高点がオーストラリアであるのは理解できるが、2位がハンガリーというのも不思議な気がする。それに比べて23位の日本の下にはロシアや、とかくの問題児北朝鮮がランクされている。昨年来日本に対してはいくつかの問題点が指摘されている。日本は核管理の後進性が評判を落としている。

 日本の専門家とされる内藤香・核物質管理センター理事長の核管理見解にあ対する各国の専門家の目は厳しい。特に、アメリカの専門家からは、アメリカ並みの対テロ訓練をすべきだと強く批判されている。これに対して内藤氏は、「日本は日本の脅威に応じて考えればいい。アメリカと違いがあってもいい」と応えたが、こんな安全神話的な理解では他国の専門家を納得させることは難しい。内藤氏の安全を追い求めていけばコストがかかるとのあまりにも自己本位の考えに対して、安全対策にコストがかかるのは仕方がない。それが嫌なら原発を止めるしかないのではないかとも言われた。その通りだと思う。日本の専門家は、日本の原発は安全だと自信を持っているようだが、安全に対する認識という点ではまったくゼロではないかと思う。こうなると原発が危険である以上、安全対策に万全を期すことができないなら、誰が考えても原発は辞めるのが当然だと思うが・・・。

2013年6月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com