2223.2013年6月14日(金) どんどん伸びる世界の寿命

 明日二男の長女、私にとっては5人目の孫のお宮参りをするために新潟へ来た。先月誕生の折に来ているので、上の2歳の男の子もまだ顔を覚えてくれている。2人の孫が元気の良いのが何より嬉しい。

 さて、国連の人口統計が今日発表されたが、2100年には世界の平均寿命は81.8歳となり、日本は世界最高齢94.2歳、最年少がシェラレオネの69.4歳である。国際的にも随分寿命が延びたものである。そのこと自体は決して問題視するわけではない。問題は年寄りが増えるに連れて、高齢者に関わる経費の割合が社会保障費の中で年々増えていることであり、それを歪んだ側面から考えようとする一部の見方である。

 今の安倍政権は財政健全化を考える中で、この高齢者にかかる経費を一刀両断に削減しようとすることに不安を持つ人は多い。今日までわが国の経済発展を支えてきた高齢者を、経費の割合が多いという一面からだけでその経費をばっさり切ることには抵抗がある。特に、国家強靭化計画という名の下に道路建設や道路工事になら巨額の投資を厭わないことなどは、公平性から見ていかがなものかと思わざるを得ない。

 どうしてもっと社会福祉的な観点からの分析を検討しないのか、あまりにも経済的な側面からの経費削減を優先することに不審感がしてならない。

2013年6月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com