今朝の朝日、日経新聞には、昨日公表された公明党と「日本維新の会」の参議院選のマニフェストの中身があまり詳しく紹介されていなかった。特に、両党がエネルギー問題と原発についてどういう態度で選挙に臨むのか知りたかった。日経紙の如きは、公明と維新を一緒くたにして要旨としてエネルギーについて、発送電の分離の実現、脱原発依存態勢を構築、廃炉への道筋を明確化、原発は2030年代までにフェードアウトさせる、としている。どうも雑である。ともかく両党ともに脱原発の立場なのだ。
しかし、少々真面目さに欠ける説明の仕方ではないか。これが今最もメディアの報道姿勢として手を抜いている点であり、食い足りない点である。メディアがダメになったと言われてから久しいが、どうも最近の新聞はぬるま湯に浸かっているようで、真剣さと積極性に欠けるように思える。テレビで伝えていることをどうして新聞で取り上げ詳細に解説してくれないのだろうか。
さて、今取り掛かっているドキュメントについて、月曜日に佐々木信也さんとお会いしてお話を伺った、今朝佐々木さんから電話があり、文中に名の出てくる太平洋連合艦隊司令長官・南雲忠一中将の子息が湘南高で佐々木さんの1年先輩で、野球部にも一時在籍していたと教えてくれた。単純なストーリーにならないようできるだけ挿話や、エピソードを取り入れているが、この南雲野球部員の話も面白いと思っていた。戦前母校は海軍兵学校へ進学する生徒が多かったと言われているので、子息の進学先にも興味が湧いて早速2年前に発行された同窓生名簿を繰ってみた。残念ながら物故者に名を連ねていた。それではと、更に7年前の同窓生名簿を探したところ、ここでも物故者として掲載されていた。折角の情報だったが、残念である。