5年前に湘南高ラグビー部OB会(SRC)会長を辞めてから1度も出席していなかった毎夏恒例のSRC学年幹事会に久しぶりに出席した。先日茅ヶ崎の同学年幹事・大島泰毅くんから奥さんの病状が優れないので、代わりに出席して欲しいと頼まれ、近所の1年上の学年幹事である和田正温さんをピックアップして元旦以来半年ぶりで母校へ出かけた。
出席した幹事が思っていたより意外に少なく、ちょっと盛り上がらない。かつての4分の1ぐらいの出席者ではないだろうか。案内の仕方とか、運営の点などで一工夫必要かも知れない。
主題は、8月菅平に予定している現役チームの夏合宿の支援体制と、3月に行われたYCACセブンス参加に対する今後の対応だった。併せて、私の参与職就任を遠まわしに要請された。会長職を退いて、偶にはお手伝いすることも良いが、参与になってなお多忙になっては困ると考えている。まぁ正式に門田会長から依頼があった時点で考えてみようと思う。
散会して4年先輩の時山直人さん、和田さんとランチをともにした。時山さんはいまも財団の非常勤だが、ほとんど毎日出勤しているというから驚きだ。友人はほとんど亡くなったか、健康を害して床に臥していると言っておられた。我々もそういう年齢に近づいているが、友人らの訃報を聞いたりすると段々寂しくなる。最近になってやはり健康が一番大切だと痛感している。
夜になって大島くんから電話があった。学年幹事会について率直に内容をメール送信したので、気になったようだ。心配をかけることになって反って申し訳ない。彼は奥さんが5万人に1人の確率でしかないというALSを患ってしまったので、自宅で彼が看病しなければならず、それが大変のようだ。ニュージーランドにも、イギリス・ラグビーにも夫婦揃って仲良く出かけたのに、お気の毒としか言いようがない。奥さんはほとんど意識がない状態で身体が動かせないというから長い時間外出できないことが彼にとっても辛いようだ。この状態が続くようだと、当分学年幹事役を代行せざるを得ないかも知れない。