2271.2013年8月1日(木) 人間ドックを受診する。

 とりあえず、取り越し苦労に終わりほっとしている。胃と腸の癌の心配は消えた。

 昨年の今日慶應病院予防医療センターで人間ドック検査を受けた。昨年は検査内容を充分確かめもせず、パッケージによる検査を受けた。それで迂闊にも大腸の内視鏡検査を受けることを見逃してしまい、松本整形外科医からどうして受けなかったんですかと言われてしまった。その後今年5月以降に度々腹痛もあったので、今日まで消化器系に癌細胞らしきものが巣食っていやしないかと気になっていた。

 8時40分までにチェックインするよう案内されたので、余裕を持って7時に家を出た。最近不便になったと感じていたJR渋谷駅での乗り換えを避け、自由が丘から大岡山に出て南北線経由でJR四谷駅からJR信濃町駅前の病院へ行った。予防医療センターは新築の建物なので、館内はとてもクリーンなイメージがある。一般外来棟受付の混雑ぶりに比べてそこは静かで落ち着いた雰囲気で気持ちもゆったりできる。広いロビーにあまり来院者もおらず、病院の忙しないイメージとは随分異なる。検査を終え病院を出たのは午後4時だから、かなり時間をかけてよく調べてもらい、最後に高木美智代女医さんから分りやすい説明をしてもらった。

 結論から言えば、「案ずるより生むが易し」で、心配するようなことはないことがはっきりしてほっとしている。特に消化器系に気になるほどのものはなかった。強いて言えば、いくつかの小さな憩室と1つだけポリープが見つかったが、悪影響を与えるほどのものではないので、来年以降に処置すればよいとの診断だった。

 特に、意外だったのは、左膝が痛くなった2007年6月以来6年間に亘ってCRP数値がどうしても基準の0.3以下に下がらず、頭を抱えていた。それが今日の計測では0.26を記録し、目標値0.3を堂々下回ったのである。

 それにしても人間ドックの検査方法も随分変わったものである。胃と大腸の内視鏡検査では、検査前日に薬を服用して、当日もバリウムを飲んだように記憶しているが、今日はいずれの検査でも薬は飲まず、胃検査にはうがい薬を、大腸検査では1.5㍑の経口腸管洗浄剤を1.5時間の時間をかけて、かつ9回も排便をしながら腸内を洗浄していく。検査でもほとんど違和感を憶えない。

 そんなことで時間はかかったが、痛みを覚えるようなこともなく、心配だった診断ではなかったのが嬉しかった。これからも健康管理には、今以上に気をつけていきたい。

2013年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com