2283.2013年8月13日(火) 日本は相変わらずアメリカの属国か。

 暑さの話題が尽きない最近の数日間だが、昨日41℃を記録した四万十市では今日も40℃を記録して連続4日間40℃以上という異常ぶりである。市ではこれを観光に生かそうと抜け目なく早速「暑さ日本一」の看板を掲げた。その一方でこれまで40.9℃で日本一の暑さを誇っていた埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市が日本一の座を降りたが、多治見市は再逆転の期待を込めて「暑さ日本一」の看板は下ろさないという。

 昨日は暑い日中に外出したので大分疲れた。今日は息子たちが伊豆へ出かけ、1泊してから明日奈良へ帰る予定のようだが、伊豆の土肥温泉へ早く到着したい事情もあって今朝4時ごろ、われわれ夫婦がまだ寝ている時間に家族5人でそっと家を出た。

 孫3人の中の中2の男の子が成績表の主要5科目に「5」をもらったので、大いに褒めてやった。この調子で成績を伸ばして行ければ、一応目標の公立高校合格が圏内ということだから頼もしい。5年生の娘はピアノが得意のようだし、3年生の娘は絵と体操が得意だから、このままのびのび成長してくれることを願っている。

 さて、昨日は日航機が御巣鷹山へ墜落して520人が犠牲になって28年が経った。今日は沖縄の沖縄国際大学キャンパス内へ米軍ヘリが墜落して9年が経過した。今問題になっているのは後者とつながる沖縄米軍の沖縄県民を無視するような、オスプレイの嘉手納基地への強制配備である。1週間前にキャンプ・ハンセン内で墜落した米軍ヘリ事故に関して、日本政府が米軍に調査と、結果が出るまで飛行を中止するよう申し入れて米軍はそれを受け入れた筈であった。ところが、今朝になって岩国に一時駐機していたオスプレイが沖縄へ飛び立つ1時間前になって沖縄へ飛行すると防衛省へ突然通告してきたのである。日本側ではどう行動しようといかなる対応も間に合わない。すでに賽は投げられたのである。米軍から調査報告が出される前である。日本は米軍に舐められているのである。約束は一方的に破るわ、沖縄県民の感情を逆撫でするわ、等々で沖縄が本当に日本の領土なのかどうかに疑問を感じる米軍の傲慢な対応である。

 ここはきちんとアメリカに対して日本政府は強く抗議するべきである。しかし、アメリカ政府に対して何も言えない安倍政権では、あまり期待は持てない。学生時代に60年安保闘争で日米安保条約の改定に反対したが、結局反対派の行動は功を奏さず日米安保は改定された。それがこの日本のアメリカ属国化の出発点である。

 恨めしく思い、無力感を感じるのは、現在の安倍晋三首相が安保改定に調印した当時の岸信介首相の孫であり、安倍首相は盲目的に祖父の行ったことはすべて正しいと信じきっているからである。

2013年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com