昨日辺りから漸く下腹部の痛みが薄らいできた。先週土曜日に森内科で診てもらって薬をもらった。だが、それでもどうしても痛みが去らず、月曜日に改めて森内科で診てもらった。それがここへきて漸く落ち着いてきた。何が原因で下腹部が痛くなったのか、未だにはっきりしない。年齢は取りたくないものだ。でも、まぁ回復したので可しとするか。
さて、昨日伊勢神宮で20年ごとに行われる「式年遷宮」のクライマックス「遷御の式」が執り行われ、秋篠宮様や安倍首相も式典に立ち会われた。1300年に亘って延々と伝統が引き継がれてきたが、20年に一度内宮のお社を建て替える神事には些かもったいないと下衆の勘ぐりをしていたが、20年くらいのスパンで新しい物を造り変えないと、宮大工の成長が止まるということが大きいそうで、ある面で納得が行ったが、それでももったいないなとの気持ちがある。
余計なことだが、木造家屋の減価償却費は耐用年数を20年として算出されるが、案外こんなところにヒントがあるのかも知れない。
今日玉川青色申告会のPC会計ソフト・セミナーが開催されたので、出席した。毎年確定申告は総勘定元帳から伝票に至るまで相も変わらず手書きで済ませていたが、申告の時期になると何とかして来年こそはPCで申告したいと考えていた。ところが、シーズンが過ぎるとほっとしてそんなことなぞケロッと忘れて、翌年になるとまた悩むお決まりの申告だった。良い機会なので、来年こそソフトを使って申告してみたいと考えて今日初めて習ってみた。僅か2時間のセミナーだったが、何となくいけそうな気がしたので、新しいソフトを買って来年はPCソフトで申告書を作成してみたい。
このところ福島第一原発の様々の不祥事が報道されている。今日もまた汚染水が貯蔵タンクからあふれ出て海へ流れ出た。貯水量のチェックが好い加減で、誰が考えても分りそうな失態を演じている。東電の対応も毎度同じようなミス続きで、よくもこれまで発電、送電業務を続けてこられたなと呆れているほどだ。
そこへ危険な原発稼動に対して警鐘を鳴らすように小泉純一郎・元首相の脱原発発言が注目を浴びている。首相在任中は、原発はきれいで安全なエネルギーだと信じていたが、3.11以後疑問を抱き、8月にフィンランド原発ゴミの高レベル放射性廃棄物を地下に埋めて最終処分するオンカロを視察して、従来の考え方を翻したようだ。
私も一昨年このオンカロを題材にした映画を観て、10万年もかけて埋めても絶対安全とは言い切れないこのような施設を作る無駄と将来の危険性を考えると、脱原発政策を推進する方がどれほど国にとってはプラスなのかということを真剣に考えた方がよい。自民党政治家は経済界との結びつきが強いせいもあり、圧倒的に原発再稼動派が多いが、放射能漏れの不安を抱え、原発事故処理も満足にできず、廃棄物処理場も建設できず、この先やはりこんなに危険な原発を再稼動し続けようと言うのか。
原発再稼動賛成の皆さん! 小泉元首相の声に少しは耳を傾けてみてはどうでしょうか。