今年の天候は異常続きである。つい一昨日は明治8年気象庁が観測を開始して以来最高気温を示して東京都内は真夏日だった。何と気温は31.3℃だった。そして日本本土を襲う台風がやたらに多い。明日セルビアから一時帰国する山崎さんやゼミの仲間と、山崎さんのご両親の墓参のため富士霊園へ出かけ、その後箱根の彫刻の森美術館へ行く予定だが、どうも強い台風が襲ってくるらしい。それに伴い今日になって急激に秋らしい涼しさになった。すでに満を持している台風は26号というから例年に比べて多過ぎる。
夕方近くなって駒沢公園にウォーキングに出かけたところ、落ち葉が舞い落ちてきて中々秋らしい風情が出てきた。3連休の最後の日ということもあり、多くのジョガーが走っていた。この3日間国体に続いて東京スポーツ祭と銘打った身障者の大会が行われた。通常の大会とは異なって沢山の機材が運び込まれていたようだった。報道によると身障者大会は年々盛んになっているが、受け入れる施設や会場が少なく、主催者が会場探しに苦慮していると聞く。何でも身障者大会は使用する器具が、車椅子のようなものだと床を傷つけるとして使用を断られるケースが多いそうだ。折角2020年東京オリンピックがパラリンピックともども開催が決まったので、これを機会に国民の目が身障者大会にも向けられたというのに、実際には中々上手くいかないものだ。
さて、上手くいかないと言えば、アメリカ議会で与野党の対立から新年度の連邦政府予算が通らず国の業務がストップしたところが多く、また債務上限の引き上げができずいよいよデフォルト目前で、外国からも厳しい指摘を受けている。連邦政府も何とかこの危機を切り抜けようと懸命だが、話し合いが決着できず、債務上限の引き上げ期限は17日に迫っている。もし、議会の妥協がなければ世界経済が混乱し、アメリカの信用はガタ落ちとなる。アメリカを訪れた観光客から厳しい声が向けられている。さあアメリカどうする?