一昨日定期的に通っている松本整形外科医院で、骨粗しょう症の検査を受けた。2~3年前に受けたような覚えがあるが、そもそも7年ほど前に膝が痛み出してCRPの血液検査の結果「リューマチ性発筋痛症」と診断され、爾来毎日ステロイド系のプレドニン錠と胃痛止めのムコスタ錠を服用している。CRPが基準値0.3を下回るよう努めているが、これが下がりそうで下がらない。毎日服用しているステロイド系薬は人骨を劣化させるので、常用はあまり良くないとされているそうで、そのために骨の検査をすることになった。
前回検査では特に問題はなかったので、今回も気休めだとあまり気にはしていないが、年齢とともにこの他にも服用薬の種類が増えてきた。
さて、一昨日の台風26号が伊豆大島を直撃して多数の死者を出し、未だ安否不明の人が大勢おられる。大島町長は、避難警告を発令することが反って犠牲者を多く出す危険があるとしていたが、昨日になって一応警告を出すことも検討すべきだったと反省の弁を述べていた。今回の大型台風に対する避難勧告は、これまでの台風とは異なって思いも寄らない大雨の襲来に手の打ちようがなかったとも言える。いま取り掛かっている救出作業では、道路上に流木が溢れたり、道路が陥没したりして重機車を救出現場に運べないもどかしさがある。そのためすべてを手作業に頼っている。それが救出作業を一層困難にしている。
今後第二の大島台風が襲ってきたらどう対処、防止、避難するのか、今回の例を参考に検討する必要がある。
ところでどうしようもない大臣もいたもので、新藤義孝総務相が秋季例大祭が行われている靖国神社へ参拝した。この人は確信犯でこういう時になると必ず参拝してメディアに取材され、画面に顔を出すのを目的にしているような人だ。この他にも「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」所属の超党派衆参議員157人も参拝した。「みんなで参拝すれば怖くない」議員らの笑っちゃう団体行動だ。
彼らの言い分はまるで的外れだ。「国のために命を捧げた方々の慰霊をどうするかは国内の問題だ」とか、「個人の心の自由の問題なので、論評されることではない。外交上の問題になるとはまったく考えていない」と語っている。前者について言えば、命を奪われたのは自分たちだと考える中国人やアジアの人たちは多い。しかも、彼らは長年に亘って止めてくれとまで言っている。それを自分の論理だけで行動することが国会議員として的確だろうか。傲慢ではないだろうか。後者についても個人の自由と言うなら徒党を組むことなく自分の意思で、好きな時に黙って参拝すれば良いと思う。しかも、外交上の問題にはならないと考えているようだが、すでに外交問題になっている。今日早速中国が反応し、木寺駐中国大使を呼びつけ、厳しく抗議した。それが分らず、外交関係を悪化させることに余念のない国会議員では最早国を代表する立場にいること自体が場違いである。彼らに猛省を促すとともに、彼らは国会議員の職を直ちに辞するべきだと思う。