2357.2013年10月26日(土) 日本は自然災害から逃れられそうもない。

 心配していた台風が全国に大雨をもたらしたが、幸い直撃は免れたようだ。27号はやや逸れ、28号も大きく逸れた結果、それほど大きな被害を受けなかった。特に大島では全島民避難の勧告が出されたが、午後には解除された。大きな被害がなかったのがせめてもの慰めである。もう当分の間台風はやっては来ないことを願っている。

 ところが、昨晩から大雨が予想されていたが、雨ではなく今朝2時過ぎ熟睡中に長い間地震があった。台風が来なければ、地震の襲来である。あまりにも長い間揺れていたので目が覚めてしまった。震度は高々4だったが、M7.1というからかなり大きい。東北から関東まで東西南北に亘ってかなり広い地域で揺れを観測したということである。津波警報も発令され、久慈市や相馬では40㎝の津波が観測された。最近はどうも天候、自然災害等気象がおかしいが、東日本大震災を忘れもしないうちに大きな地震に襲われるのではないかと気にかかる。

 さて、沖縄近海で無人偵察機を含め中国空軍機の往来が激しくなって、日本の尖閣諸島領有に対する中国の挑発行為が強まりつつある。アメリカではこの尖閣問題については中国の挑発行為を批判しながらも日中が平和的に話し合いで解決することを望み、安保条約上軍事力で日本を支援するというスタンスを特別に取っているわけではない。然るに昨日の日経紙夕刊によると、日米間には「日米共同作戦計画」なるものがあり、尖閣諸島の有事を念頭に、尖閣を中国に占拠された際の奪還シナリオが計画書に明記されていることが分った。アメリカはこの中で中国に自制を促し、偶発的な衝突を避けたいとの思惑のようである。中国が今後尖閣問題を睨んで日米に対してどういう動きをするのか、相手が相手だけに油断ならないところである。

2013年10月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com