2363.2013年11月1日(金) 日本・ミクロネシア連邦、国交樹立25周年記念式典

 いま取りかかっているノン・フィクションの舞台・トラック島、つまりミクロネシア連邦と日本が国交を樹立して今年は25周年、同時にミクロネシア連邦が独立して27年目という節目から今日2つの行事を祝う記念式典パーティが人形町のロイヤルパークホテルで開かれた。光栄にもエマニュエル・モリ大統領名でご招待状をいただいたので、ミクロネシア関係の集まりに初めて出席することになった。

 冒頭ジョン・フリッツ駐日大使が挨拶された。来日中のモリ大統領も出席され、スピーチをされた。外国の大統領と同じ会場にいることになったのは、初めてである。そのモリ大統領の系譜についても拙著に著した。大統領の妹のリンダさんに会ったのもついこの間の6月の旅行の折だった。日本側からは日本・ミクロネシア議員連盟会長を森喜朗元首相から引継いた古屋圭司・拉致問題担当相が最初に挨拶をされ、石原宏高・国土交通大臣政務官、友好大使を努めている俳優・滝沢秀明氏らもお祝いのスピーチをされた。安倍昭恵・首相夫人と山口那津男・公明党代表も会場に来ておられた。ボランティア活動でミクロネシアのために貢献した高校の同級生・鈴木健三くんが招かれていて会うことができた。

 会場入り口で迎えてくれたフリッツ大使とも拙著について簡単に話をした。相澤本家の相澤重男夫妻と長男・庄太さん、相澤光春氏にも会うことができた。近日また相澤家にお邪魔することを約した。残念だったのは、会えるのではないかと期待していた森元首相が来られず、お会いできなかったことである。

 ホテルの宴会場には溢れんばかりの参会者がおられた。つくづく思うのは、日本とミクロネシアの間には、戦前日本統治領として特別な関係にあったせいで、いまも外交、経済、行政面だけでなく、教育や文化、風習面でも強い連携と影響があることをミクロネシア側の挨拶を聞いているとよく分る。今後も助け合ってともに歩むというスタンスで日本とミクロネシアの外交関係を協調させてほしいものである。

2013年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com