2432.2014年1月9日(木) 都知事選立候補者はどんな顔ぶれになるだろうか。

 来月9日に東京都知事選が行われるが、中々立候補者が出揃わない。すでに、公式に立候補を表明したのは、弁護士の宇都宮健児氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、6回目挑戦の発明王のドクター中松氏、元厚労相の舛添要一氏に加えて、ここへ来て意外な人が予想されているようだ。その人物とは、元首相の細川護熙氏である。本人はいまや政界とは無縁で陶芸家生活を送っており、果たして腰を上げるかどうか不透明であるが、メディアによれば原発再稼動反対の立場から同じ立場の小泉純一郎・元首相の支持さえ受ければ立候補も考えられるという捉え方のようだ。

 有能な人材に事欠く構図がミエミエである。何ゆえ今更隠遁生活を送っている元首相を担ぎ出さねばならないのだろうか。細川氏はまもなく76歳になるので、仮に当選しても一期終えると80歳の高齢となる。更に2期目を目指すと2020年東京オリンピック開催時には82歳となる。都知事の激職を全うできるかどうかが気にかかる。佳代子夫人は高校同級生の上田隆くんの妹である。私だって勿論政治家なんてやったことはないが、一度冷やかしで政界浄化のために政治家になってはと勧められたことはある。とても体力的に無理だと思い、もう10歳若ければやっても良かったとはぐらかした。

 これから自民党がどういう候補者を立てるのか、まだはっきりしない。当初は噂に挙がっていた東国原英夫氏もどう出るのか、まったく先が見えない状態である。当分あれこれ話題になるだろう。

 さて、昨年1年間に日本を訪れた外国人の数が、1125万人で過去最高だと法務省が発表した。円安傾向を受けてアジアからの入国者が増えたそうだが、私が旅行会社に勤めていた当時に比べて大きな変化である。特に前年に比べて増加したのは、韓国、タイ、台湾、香港、インドネシア等が顕著である。一方で近隣諸国の中でやはり尖閣諸島問題が影響して中国が減少傾向を示している。

 それにしても我々がインバウンド客の開発を考えていたころは、精々300~500万人が目標だった。日本の魅力を海外へアピールしたというより、アジア諸国の経済レベルが向上してきたことが大きいのではないかと思う。

 今日の朝日夕刊に五輪組織委員会会長に森喜朗氏をあてることで最終調整に入っていると報じられた。一度そういう話があったが、当時の猪瀬知事が拒絶反応を示して立ち消えとなった。それが、猪瀬氏が消えた途端に再デビューである。森氏はやる気満々でスポーツに関心を持っておられるので、適任ではあると思うが、森氏も細川氏と同じ年である。両雄とも健康面は大丈夫だろうか。

2014年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com